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ふとんクリーナー、花粉の春迎え撃つ

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NIKKEI STYLE

すっかり暖かくなり、春の眠りが楽しめるようになった。肝心なのは快適なふとん。この時期、家電量販店ではふとんクリーナーがよく売れる。快適な眠りには、ふとんにたまるダニのふんなどのハウスダストや花粉の、こまめな掃除が欠かせない。そこで専門家に国内の家電量販店で買える、ふとんクリーナーを試用して使いやすさや機能を評価してもらい、ランキングした。

毎日さっと 週1回は徹底的に

1位はパナソニックの「MC-DF500G」。紙パック式を唯一採用し、ゴミ捨ての際にハウスダストの舞い上がりを抑えることが評価された。2位はコードレス式の東芝ライフスタイル「VC-CLF1」、3位ダイソンのコードレス「V6 Mattress(マットレス)」と吸引力が売りの機種が続いた。

アレルギーを引き起こす原因にもなるダニは、室温20~30度、湿度60~80%の環境を好み、人間のフケが大好物。つまりふとんは最もダニがすみやすい環境で、1平方メートル当たり10万匹もいるという。駆除策として紫外線を照射する機種も多いが、繊維の奥に逃げ込まれれば、どうしようもない。せめてアレルギーの一番の原因といわれるふんなどは、こまめに除去したい。

お薦めは簡単掃除としっかり掃除の組み合わせ。日々の掃除は枕の表面と敷ぶとんの上半分、顔が触れる掛けぶとんの裏面を往復させるだけでOK。徹底的なふとん掃除は週1回程度にすれば、負担感は小さい。そのほかシーツや枕カバーのこまめな洗濯や、枕カバーの上にタオルなどを敷き毎日換えるなどの合わせ技で、ヒトにとっての最適環境のふとんを整えよう。

1位 MC-DF500G(パナソニック) 910ポイント

紙パック式 手を汚さず交換

 ふとんクリーナーで初めて紙パック式を採用した点で、他の製品と一線を画す。ダニのふんや死骸などのアレル物質が「ゴミ捨ての際に舞い上がらず、手も汚れない紙パック式であることが一番の魅力。手入れも楽」(神原サリーさん)。紙パックの交換は月1回が目安。ハウスダスト発見センサーを搭載し、20マイクロメートルレベルの「ゴミの吸い残しが一目でわかる。がっちりはめ込める紙パックまでのゴミの通り道には継ぎ目がなく漏れ出しもない。アレルギーを持つ人にはコンセプト、品質、価格ともベストチョイス」(多賀一晃さん)、「紙パックながら吸引力もあり、持ち手の大きさや軽さなど使い勝手がいい」(毎田祥子さん)。
(1)29.2×36.4×17.2センチ、2.0キログラム(2)5メートル(3)0.35リットル(4)なし(5)2万1000円
2位 トルネオVコードレス VC-CLF1(東芝ライフスタイル) 840ポイント

たたき出して強力吸引 軽い力で走る

 微小な物質をたたき出して、強力に吸引しつつ軽い力で走行する。吸い込み口が約21センチでほぼヘッドと同幅で、ふとん1枚約80秒で掃除完了という時短クリーナー。ふとんの種類別に3モードを用意。「コードレスで手軽に使えるので日々使う気になる。『ごみ残しまセンサー』の感度も良い。ダストカップもサイクロン部も水洗い可能で、手入れがしやすい」(戸井田園子さん)、「充電台で収納しやすく、収納後にゴミ捨てできるのがいい。付属ツールもありふとん以外の汎用性も」(安蔵靖志さん)、「2000回充電できる長寿命リチウム電池なので充電式でも安心」(五十島大佑さん)。
(1)27×45×21センチ、1.8キログラム(2)6~25分、5時間(3)0.2リットル(4)充電台、隙間ノズル、丸ブラシ、ふとんブラシカバー、お手入れブラシ(5)3万5000円
3位 Dyson V6 Mattress(ダイソン) 830ポイント

高性能サイクロン 排気きれいに

 ダニのふんや餌になるヒトの皮膚を減らすのは直接吸引という考えで、吸引力にこだわった。「ダストケースの掃除をしなくても吸引力が下がらない。排気もきれい」(五十島さん)、「よく吸うという印象。付属ノズルが多く車内や家具などにも使え、コストパフォーマンスは高い」(戸井田さん)。電源はトリガー式で握り続けなければならないが「手になじみ、持ち運びしやすい」(島本美由紀さん)。
(1)14.4×39.9×20.8センチ、1.63キログラム(2)6~20分、3.5時間(3)非公表(4)コンビネーションノズル、隙間ノズル、延長ホース、ふとんツール(5)3万6000円
4位 EC-HX150(シャープ) 820ポイント

排気熱でダニ弱らせ吸引

 排気熱で生きたダニをたじろがせて吸い込むヒートサイクロン方式。「寝る前に使うと布団がぽかぽか」(村尾章喜さん)。ただし「温風の吹き出し口が下面にあり、ゴミが舞い上がることがある」(戸井田さん)との声も。ダストボックスは丸ごと水洗い可能。コードも収納できるスタンド付き。(1)30.4×40.5×25.4センチ、2.4キログラム(2)5メートル(3)0.1リットル(4)収納台(5)3万1000円
5位 RS2-100J(レイコップ) 650ポイント

ふとんと密着する安定感

 「ふとんに密着する安定感は抜群」(藤原千秋さん)。ゴミはフィルターに付き、頻繁に水洗いする必要があるが「ダストボックスごと水没させて洗えばハウスダストを舞い上げず、手入れはしやすい」(戸井田さん)。(1)38.31×43.48×16.64センチ、2.6キログラム(2)3.8メートル(コードリール)(3)非公表(4)収納台、お手入れブラシ、お手入れクロス、標準フィルター予備(5)3万5000円
6位 PV-FC100(日立アプライアンス)
ふとんをたたきブラシでかき出す。「吸引力に重きを置いたサイクロンで定番お買い得モデル」(多賀さん)。ただし「パワーブラシをオンにしたときの音は気になった」(毎田さん)という声も。(1)29.5×33.2×18センチ、2.4キログラム(2)5メートル(3)0.15リットル(4)お手入れブラシ(5)2万円
7位 siroca SVC-350A(オークセール)
ハンディクリーナーになり、付属のノズルは本体格納。「吸引力がありシーツに張り付きながらもスムーズに動かせる」(安蔵さん)(1)29.2×41.8×19.2センチ、2.1キログラム(2)4.5メートル(3)0.6リットル(4)隙間ノズル、フィルター予備、お手入れブラシ(5)1万円
8位 アトケア EP 880(コムプラスビズ)
 サブ吸引ホースがベッドの隙間掃除などに重宝する。(1)22.2×35.8×20センチ、2.4キログラム(2)5メートル(3)0.57リットル(4)ネット付きフィルター予備、専用ブラシ(5)1万2000円
9位 KIC-FDC1(アイリスオーヤマ)
 (1)25.4×44.9×15.8センチ(使用時)、2.1キログラム(2)20分、3.5時間(3)0.13リットル(4)なし(5)1万9000円
10位 FC-201(ドリテック)
 「使い心地が軽い」(神原さん)。(1)31×26×14.3センチ、2.0キログラム(2)5メートル(3)0.3リットル(4)なし(5)1万2000円

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 順位の下の数字は専門家の評価を集計したもの。(1)本体の幅×奥行き×高さ、重量(2)使用時間、充電時間の目安(コードレス機種)/本体コードの長さ(コード付き機種)(3)集じん容量(4)付属品(5)価格の目安(3月中旬の大手量販店のウェブ価格)

 調査の方法 家電量販店が扱うふとんクリーナー14機種について「吸引力と走行性のバランスの良さ」「手入れのしやすさ」「操作のしやすさ」「隅々まで効率的にかけられるかどうか」「収納しやすく、かつ手に取りやすいかどうか」という観点から専門家11人が評価。吸引力は、実際に疑似花粉2.00グラムを敷ぶとんにまき、シーツの上からクリーナーをかけて、ダストボックスに何グラム集められるかを調べた(計測にはエー・アンド・デイの汎用電子てんびんを使用)。専門家は以下の通り(敬称略、五十音順)

 安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)▽五十島大佑(ヨドバシカメラ新宿西口店掃除機担当)▽神原サリー(家電コンシェルジュ)▽島本美由紀(ラク家事アドバイザー)▽多賀一晃(家電評論家)▽戸井田園子(家電コーディネーター)▽東春樹(晋遊舎編集局家電批評編集部)▽藤原千秋(家事・住宅アドバイザー)▽毎田祥子(家事アドバイザー)▽道塚範行(ヤマダ電機商品本部白物第二商品部)▽村尾章喜(ビックカメラ有楽町店家電コーナー主任)

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