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I had to talk until I was blue in the face to convince my boss.

(私は口を酸っぱくして上司を説得しました)

Vocab Aid:

convince(納得させる、説得して~させる)

そもそも(be) blue in the faceとは、「疲れ果てて顔色が青く(蒼く)なる」状態を表すフレーズです。それにtalkをつけて「疲れ果てて顔色が青くなるまで、しゃべる」にしたものがtalk until ~ is blue in the face。「青」という単語の顔を立てて「青筋立ててしゃべる」と訳すと面白そうですが、言葉の生い立ちからもここは「口を酸っぱくする」が正訳です。この日本語の慣用句の由来を知りたくてネットを検索してみたら、江戸時代の洒落本や戯作本に出てくる「(無駄なことをしゃべり過ぎて)口が酸(す)くなる」あたりが出どころではないかという説がありました。

How to use:

A. What are you fuming about?

B. About his stupidity. I talked until I was blue in the face but he wouldn't understand.

A. 何を怒ってるの?

B. 彼の間抜けさよ。口を酸っぱくして言っても、わからないんだから。

Further Study:

「何度言えばわかるんだ、お前は!」――。子どものときは親に、長じては上司にこう言われ続けた人生でした。How many times do I have to tell you!? が英語での決り文句。ひとヒネりもふたヒネりもしたIf I've told you once, I've told you a thousand times.(1回言えば1000回言った)という謎々みたいな言い方もあります。「1回言えば十分だろう」という意味で、これも「何度言えばわかるんだ!」の一形態。上司にこう叱られたとき、「論理的におかしくないですか」と言い返したら、「屁理屈をこねるな」と返されました。

Stop smoking! How many times do I have to tell you?

(タバコはやめなさい!何度言えばわかるの?)

I thought I said don't do it. If I've told you once, I've told you a thousand times!

(やめておけと言ったはずだ。何度言えばわかるんだ!)

コスモポリタン・インスティテュート(CI)

[日経Bizアカデミー2016年2月12日付]

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