N
ライフコラム
ニッキィの大疑問

広がるiDeCoどう活用? 早い時期からNISAと併用を

2021/7/19

ニッキィの大疑問

個人型確定拠出年金(iDeCo)は来年に制度改正を控えている(写真はイメージ)=PIXTA
個人型確定拠出年金(iDeCo)は来年に制度改正を控えている(写真はイメージ)=PIXTA

運用次第で将来の受給額が変わる個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者が増えているみたい。来年には制度改正も控えているようだし、改めて仕組みを学びたいわ。

イデコの仕組みとこれからについて堀江貴子さんと石井由衣さんが田村正之編集委員に聞いた。

堀江さん「イデコの加入者が増えているのはなぜ?」

イデコは現役時代に節税しながら老後の資金づくりができる仕組みです。拠出時、運用時、受給時の3段階で税優遇があり「節税投資の王様」とも呼ばれています。2002年からあった制度ですが、17年に対象を拡大すると加入者が急増、足元は200万人に達しました。ただ、加入可能者に占める比率は実質4%程度で、もっと活用されるべきです。掛け金の節税効果は「掛け金額×その人の税率」。企業年金のない企業の会社員だと年間掛け金上限は27万6000円なので税率2割なら5万5200円分の税金が減ります。

石井さん「投資というと少し怖いイメージがあります」

どうしても投資が怖ければ預貯金を対象にして節税効果だけを得ることもできます。しかし、長期の運用という観点から投資信託で資産を増やすのがおすすめです。投資が怖いというのは「何がいつ上がるか当てなければならない」と思っているから。世界経済は人口増もあって長期で拡大しています。世界の株価指数を対象とする投信に1990年から2020年まで月2万円積み立て投資していたら、累計投資額744万円に対し、資産は2850万円になっている計算になります。

世界全体に投資する場合、低コストのインデックス(指数連動)型投信は有力な選択肢。要は「長期・分散・積み立て・低コスト」の4条件を守るだけでいいのです。

このうち「分散」は、株式に預貯金などを組み合わせる手も。ただ長期で資産が増えやすい株式投信こそ、運用中非課税で増やせるイデコの利点が生きます。イデコは株式投信主体で、預貯金はイデコ以外の口座でもてばいい。

注目記事
次のページ
ちょっとウンチク