まず試したのは「IZMOO2 ホエイプロテイン ストロベリー風味」。粉末プロテインはチョコやバニラ味が多いなか、ストロベリー味は珍しいという。パッケージの説明書きにあるように牛乳で割りシェイクすると、泡が立ち、味もスムージーのよう。知らずに飲んだらプロテインと分からないおいしさだ。

次に「INNOCECT クリケットプロテイン」を試した。これは最近話題のコオロギとエンドウ豆のたんぱく質を使ったもの。コオロギはたんぱく質含有率が高く、持続可能な食材として注目されている。粉末を冷水で割って飲む。ついコオロギの味を探してしまう自分がいたが、特に飲みにくさや味への違和感は感じなかった。

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プロテイン粉末市場 2020年は4割拡大

プロテイン粉末市場は2015年から拡大している。市場調査会社インテージによると20年は前年比4割増の152億円。「新型コロナウイルスの感染拡大で運動不足となり、健康や体形を維持するために需要が高まったのではないか」(同社の木地利光さん)。今年も販売は好調だという。

現在のブームは女性消費者が目立つのも特徴だ。この5年間でプロテインを買った女性は3倍に増え、特に10~30代で伸びが顕著だ。プロテイン協会の藤戸さんは「数年前まではボディービルダーやアスリートらが中心だった。今は美容・健康のために女性が注目しており、特にソイプロテインに注目が集まっている」と話す。

(砂山絵理子)

[NIKKEIプラス1 2021年7月3日付]