女がときめく男の装い

この夏狙うは一芸ポロ 小粋なこだわり、視線くぎ付け ファッションディレクター 清水久美子

2019/6/9

■アースポロを着て地球を想う

例えば、職場の同僚や後輩など、オンタイムの戦友たちとのひとときに、語れるポロシャツを選ぶのも、できる男の一芸なおしゃれ。そんな時におすすめなのが、こちら「アースポロ」。実はこのポロシャツは、100%リサイクルプラスチックボトルから作った糸を使用。慈善活動、社会活動を行ってきたポロ ラルフ ローレンが、埋立地や海洋から少なくとも1億7000万本のプラスチック廃棄物を除去するプロジェクトの一貫なのです。

ポロシャツ税別16,000円(ポロ ラルフ ローレン/ラルフ ローレン)

今やファッションも単におしゃれなだけでなく、そんな生産背景の思想まで求められる時代。そういったサステナビリティーの面で最先端のポロシャツをネタに、環境問題や社会問題など会話するきっかけをたまにはつくる、というのも夏の大人の課外授業としてはあり。

頭の中、つまり志や視野の広さが、もうオシャレにも欠かせない時代なのです。そして、そんな男性は、もちろん周囲の恋の狩人放っておくわけもなく、熱い会話の、その最中、心の中では令和の発表よろしく「本命」の旗印が高々と。

この時間の後に、そっと二人で別行動、のチャンスを虎視眈々(たんたん)と狙うのです。

考えてみれば、恋も地球があるからできるのですしね。うふ。このサステナビリティーの名品で、本気の男前度、アップさせましょう。

ポロシャツ1枚の制作に、平均12本のプラスチックボトルを使用。染色も水を使用しない革新的な染色技術を使用と、徹底的にサステナビリティーにこだわった

■ウールのポロシャツ?!想像超えた清涼感で週末も爽やか

これからは夏のポロシャツこそウール、が新常識になるかも。そんな予感さえ感じさせるのが、こちらバーニーズ ニューヨークのオリジナルポロシャツ。ウール素材を鹿の子編みで仕上げた、その触感は驚くほどの清涼感! それもそのはず、こちらのウールは、イタリアの老舗生地メーカー、レダ社のレダアクティブという機能性に特化した生地のもの。

色はレッド、ブラック、ブルー、グリーンの4色展開。家庭でお洗濯が可能、というのも嬉しい ポロシャツ税別23,000円(BARNEYS NEW YORK/バーニーズ ニューヨーク銀座本店)

ウールは本来温度調整に長けた素材、かつ湿気を蒸発させる機能にすぐれ、表面に水分を感じさせない特性もあります。その特性を最大限に引き出すために、コンパクト3という技術で極細に織り上げ、結果、通気性、速乾性、ひいては防臭効果に優れた、涼やか~なウールが誕生。夏の男の様々なおしゃれの悩みを解消する特性を持つ、クレバーな素材が誕生したのです。シックで、どこかレトロな渋い赤の色出しも、この優れた素材のツヤ感があってこそ。遠目からみても、女性であれば「……何かが違うわね」とその特別感を嗅ぎ取ります。

更に、このポロシャツをデザインしたのは、ミラノで注目のブランド、CAMOのステファノ・ウゲッティ氏。ボタンの下の一文字のわたりは、サングラスを小粋にひっかけられるよう考えられたもの。小さめのポケットは、アクティブに若々しい印象のための配慮とか。気分も着映えも上がりっぱなしになるこのポロシャツがあれば、週末の長丁場デートも余裕のエスコートぶり。最後まで、軽やか、爽やかな印象に、「……また好きになっちゃうじゃない」と、女性の好感度がガン上がりするのは確実です。

たかがポロシャツ、されどポロシャツ。昨今、ベーシックなアイテムの選択肢は本当に充実してきました。とっておきの一着で、さあ、女性のときめきアラームを、ガンガンに鳴らしてくださいませ。

清水久美子
ファッションディレクター。大学卒業後、銀座和光を経て、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社。25ans(ヴァンサンカン)編集部で活躍後フリーとなり、ラグジュアリーなスタイルを得意とするスタイリストに。男性向けスタイリングの提案、商品企画も手がける。

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