「平成の消費不振」本当? 手応えない支出に負の印象

もっと分かる

物価ほとんど上がらず

平成の時代で主要先進国と比較して大きな違いがあるのは物価水準です。平成元年(1989年)に100円だった商品の場合、平成30年(2018年)では約115円となります。一方、主要先進諸国は毎年2、3%は物価が上昇しているので、100円の商品は約270円にまで値上がりしている計算です。

平成の時代は消費税が89年に導入(3%)され、その後、97年には5%、14年には8%に上がっていることを考えると日本はほとんど物価が上がっていないと言えそうです。

日本で物価が上がりにくい理由は供給サイドのコスト削減が一因かもしれません。規模の経済性をいかした大量生産で利益の確保を目指そうとしますが、需要量よりも多く生産することで値崩れを起こします。

また欧米諸国に比べて小売店舗数が多く、小売企業同士の価格競争が激しいことも背景にあるようです。

今週の先生 田中陽編集委員
消費花子 小学校1年の娘がいる専業主婦。36歳

[日経MJ 2019年5月10日付]

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