エントリーシート・面接の過去問で対策就活解禁直前! 座談会(下)

2019/2/27

前回はインターンシップへの参加など、これまでの活動状況について聞きました。今回は選考対策や現在不安に思っていること、3月1日に向けた準備などについて話してもらいました。

【参加学生】
Aさん(男性、私大文系、志望業界:銀行、損保、広告、調査・PRなど)
Bさん(男性、公立大学院理系、志望業界:造園、鉄道、物流など)
Cさん(女性、私大文系、志望業界:保険、教育など)
Dさん(女性、私大文系、志望業界:エンターテインメント、テレビ、旅行、銀行など)

過去のエントリーシートの質問を参考に

――いよいよ本番の選考が始まります。選考対策はどのようにしていますか?

Aさん 情報収集に力を入れています。インターン選考や本選考でどんなことを聞かれたのか、グループワーク(GW)やグループディスカッション(GD)ではどんなテーマが出たのかなどをWebサイトで調べたり、先輩から話を聞いたりしています。質問内容を事前に知り、回答をまとめるといった対策をしています。エントリーシート(ES)や面接ではガクチカと志望動機が中心だとしても、聞かれ方や回答のポイントは企業によって少しずつ違うので対策は大事です。

Cさん 2月に入ってからESの準備を始めました。本命企業に関しては、「ONE CAREER」などWebサイトを使って過去のESの質問を調べて回答を書いています。面接対策はゼロに等しいので、早期選考の企業を受けて練習しています。実はインターンに参加した企業は抽選やES提出のみだったので面接を受けた企業はありません。面接を受ける自信がなかったためですが、今振り返ると面接を受けておけばよかったという気持ちがあります。

Dさん GDは夏のインターン選考以降やっていないので、対策をやってくれる人材系企業のセミナーに出かけて経験回数を増やしています。慣れるには場数を踏むことが大事です。

Bさん 自分もGDの練習ができるイベントに行き、対策しています。そこは1日に10回程度GDを繰り返し、それを企業の人事担当者が見て、学生に選考のオファーをするという仕組みです。

――人事担当者からGDに対するフィードバックはあるのですか?

Bさん 一応はしてくれるのですが、当たり障りのないアドバイスが多い印象です。場慣れやコツをつかむ場と割り切って参加しています。

――自己分析はやっていますか?

Dさん 2月に入ってから始めました。自分については分かっているつもりだったので、最初は自己分析をする意味を見出せなかったのですが、今はやってよかったと思っています。分析前には自分はリーダーシップを推していこうと考えていました。でも学生時代を振り返り、心がけてきたことや楽しいと思えたことなどを整理したら、役職に就いていても就かなくても人を楽しませることが好きで、場の雰囲気を大事にしているということが分かりました。「自分」が明確になり、インターンの選考前からやっておけばよかったと思いました。

Cさん 3年の秋に人材系企業のキャリアアドバイザーの方に、自分の特徴を見つけてもらいました。自分の過去の経験を掘り下げて、頑張ったことや熱が入ったこと、その理由を話しました。私は自己分析の必要性をあまり感じていないため、それほど力を入れていません。

Aさん 私は自分がどんな人間なのかを常に考えるようにしていますが、取り立てて自己分析はしていません。ESを書くときに「この企業はどういう人物を求めているのか?」を逆算して考えて、サークル、ゼミ、学生団体で取り組んだエピソードの中から自分の魅力をアピールできる内容を書くようにしています。

――情報収集はどのようにやっていますか?

Bさん 自分の足で情報を取りに行くことが基本です。気になる企業が合同企業説明会に参加していると分かったら、その1社のためだけであっても行くようにしています。会場では企業の方と直接話ができますし、情報収集として一番効率がいいと思っています。

Dさん 業界地図を買いました。業界の概要や動き、企業のつながり、シェア、売上高などが一目で分かるので、とても役立っています。

Cさん 独立行政法人のOBを訪問しました。独立行政法人は経団連のスケジュールをしっかり守るので、3月以降でないと情報が入手できないからです。企業説明会やインターンの座談会では企業の"きれいな部分"しか見ることができませんが、OB訪問したことで仕事の大変さ、リアルな姿などを知ることができました。それを聞いて志望度が高まりました。

漠然とした不安「積極的に動くしか対処法ない」

――就活で不安なことはありますか?

Bさん いろいろあります。まず、プレエントリーする企業を80~90社ほどリストアップしていますが、企業数が十分なのかということ。そして、その中から本当に志望する企業から内定がもらえるのかといったことです。ESや面接に対しても、今のままで通過できるのか不安です。

Cさん 志望先としてリストアップした企業に対して、「本当に自分が行きたい企業なのだろうか」と悩むことがあります。ここだったら受かりそうといった理由でリストアップした企業もありますし、入社しても満足できないのではと思う企業もあります。ESを書くことが苦手です。1社分を仕上げるのにとても時間がかかるため、3月1日以降に企業説明会とES提出の両方をこなせるのかと不安。今日もネットカフェで2時間ぐらいESを書いていたのですが、1社分も仕上がらなくて......。さらに、志望度の高い独立行政法人の内定出しが7月になることも心配です。早めに民間企業の内定を1社は得ておきたいです。

Dさん そもそも内定がまだ出ていないことです。インターンシップの選考さえ通過できていないのに、志望業界はエンターテインメントやテレビなど採用人数が少ない企業ばかり。本当に内定を得られるのか、周囲より自分の活動ペースが遅いのではないかなど、いろいろ悩みは尽きません。

Aさん 具体的な不安要素はありませんが、納得いく企業に決まるかどうかといった漠然とした不安はあります。しかし、不安を打ち消すぐらい積極的に動いていくことでしか、対処法はないと思っています。

――3月1日以降に本格的にプレエントリーが開始されます。どのような準備をしていますか。

Cさん 正直いうとあまりやっていません。ESの準備とプレエントリーする20~30社ぐらいをリストアップしていきたいです。

Dさん 自己分析や業界研究を進めつつ、最近はそれほど興味がない業界であってもインターンに行くようにしています。ESは自信がついてきたので、面接やGDの対策に力を入れています。

Bさん 企業分析です。インターンや合同企業説明会に行った企業のことをノートにまとめています。それが終わったら志望順位を決めていきたいです。造園は企業数が少ないので全て受け、鉄道も受けられるだけ受けるつもりです。院生なので就活に集中しすぎると、学業のほうが危なくなってしまうのですが、受ける社数が少ないと1社も受からない可能性があり、そのバランスを取るのが難しいです。

Aさん どこの企業にプレエントリーするか考えています。内定を持っているので、無駄に多く出すつもりはありませんが、20社以上にはなると思います。また、選考が進んでいる企業もあり、同時並行で進めていきます。これから説明会が始まる企業と選考中の企業の異なる2つのフローを同時に進めていくので、うまく頭を切り替えて臨んでいきたいです。

――本日は就活でお忙しいところ座談会に参加くださり、ありがとうございました。これからの就活を通じて、納得のいく企業に内定されることを祈っています。

(日経HR・町田真寿)

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