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ニッキィの大疑問

個人情報どう扱われている? SNSから流出で規制も

2018/7/9

例えばあなたがドイツのビアホールで撮った写真をFBに載せたとします。すると後日、あなたのFBにドイツのビール会社の広告が載るようになるかもしれません。これはあなたの行動履歴からビール好きである可能性をFBが予測し、広告を送るよう企業に勧めるためです。FBは個人データを駆使するターゲット広告で広告主を引き寄せ、年4兆円以上を稼ぐのです。

――私の知らないところで個人情報が使われるの?

実は近年、個人情報が勝手に使われることがないように、世界中で規制が強まっています。日本では17年5月に改正個人情報保護法が施行されました。欧州連合(EU)が2018年5月に施行したばかりの一般データ保護規則(GDPR)は、違反に対して巨額の制裁金が科されます。韓国、シンガポール、マレーシアなどのアジア諸国も個人情報保護ルールを厳しくしています。米国には日欧のような厳しい法律はありませんが、FBの問題を機に規制強化の世論が高まっています。

――これからはどんなことに気を付ければいいの?

個人情報が「勝手に」使われなくても、あなた自身がネットサービスを使いたいばかりに、事業者が個人情報を自由に使うことに「同意」してしまうことです。ネットサービスを使い始める前には必ず、氏名や住所、年齢といった情報の入力が求められます。さらに「利用規約をよく読み、同意してください」という断りが出てきます。

例えばFBは利用規約で「利用者を特定しない範囲で属性情報などを、ターゲット層を把握するのに役立てるために広告主に提供する」などとしています。こうした規約は細かい文字で大量に書かれていて、きちんと確認しないのが普通でしょう。こうして自分の個人情報が第三者に提供されることに同意しているのです。望ましいのは規約をよく読み、個人情報の使われ方を把握し、納得した上でサービスを利用することでしょう。自分で自分の個人情報を管理する意識をもつことが大切です。

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