転職・起業したら名刺いらない 成功のカギはSNS人脈経営コンサルタント 阪本啓一

SNSで繁盛する方法

SNSはそれぞれ特性があります。自分の発信内容に合ったものを一つ、選びましょう。まずは「何を発信して目立つのか」を決定します。これは大事な戦略です。どこで食事したとか、今は空港ですとか、そういう趣味性の高い投稿は、あえて横に置きます。

私はあくまで広報とエコシステム・メンテナンスを目的としてフェイスブックを使っています。そして、「私でなければ得られない情報」を発信するように心がけています。

会社を辞めてセカンドキャリアを始めるとき、「自分でなければ得られない情報」こそが繁盛の鍵になります。SNSはその情報を発信するマイク。私ならブランディングとマーケティングのみ。どこへ行った、何を食べたというのは、ほとんど投稿しません。もちろん家族のことなど、私的な内容も公開しません。

便利なフェイスブックの機能

フェイスブックはエコシステムづくりには最も相性のよいプラットフォームです。「グループ」という機能があり、「公開」「非公開」「秘密」という3種類の設定があります。「秘密」に設定すると、グループの存在はもちろん、誰が参加しているのかも外からは見えないので、私はこれを愛用しています。クライアントとの間で情報を共有したり、勉強会のメンバー間で課題出題、参考図書などをシェアします。参加者は都合のいい時間に見ることができます。

「イベント」機能も重宝します。JOYWOWは年に2回、夏と冬にパーティーを開きます。コンサルティング会社なのに、パーティーしかしてません。理由は最新のJOYWOWエコシステムを可視化するのに最適だからです。先述のようにエコシステムは新陳代謝します。「今、誰が(エコシステム上に)いるのか」がわかるうえで、最適な機会がパーティーなのです。

日常、最もよく使うのが「メッセンジャー」機能です。ダイレクトメッセージを送受信できるのに加え、専用アプリがあるので、外出先からも時差なく連絡をとりあえます。電話機能があるから、携帯電話番号を知らない相手にも、いざとなると電話をかけることができます。

紙幅の都合上、フェイスブックだけの解説になってしまいましたが、組織の壁を超え、今のうちからSNSでつながり、エコシステムを形成しておくことが、セカンドキャリアでのあなたの安定につながります。名刺すら不要になります。ぜひ早く使い始めましょう。

阪本啓一
経営コンサルタント、ブランドクリエイター。1958年生まれ。大阪大学人間科学部卒。旭化成で建材営業に従事したのち、2000年に独立。経営コンサルティング会社「JOYWOW」を創業。著書に『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』など。

「セカンドキャリアのすすめ」は水曜更新です。次回は2018年6月6日の予定です。

「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 共感から始まる顧客価値創造

著者 : 阪本 啓一
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 1,728円 (税込み)

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