買うと下がり売ると上がる… なぜ?投資の落とし穴
気になる投資術!(1)
昨年以降、英国の欧州連合(EU)離脱決定や、米国のトランプ大統領就任をはじめとする大きなサプライズにマーケットは揺れました。世界各地で先鋭化するテロや、北朝鮮による度重なるミサイル発射などで地政学リスクも増しています。先行き不透明な時代にあって、個人投資家は何に留意したらよいのでしょうか。日経平均株価が節目の2万円台を一時的に回復した足元の相場環境は、投資の好機とみなしてよいのでしょうか?
「SAIが行く!」では投資のプロ5人をゲストに招き、いまだから話せる投資の失敗談のほか、「これだけは譲れない」「ここには気をつけよ」といったルールを崔真淑が聞いていきます。
5回にわたってお届けするシリーズの初回は、経済・市場分析を手がけるブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好さん。馬渕さんは勤めていた会社から独立するころに、株式の個別銘柄の売買を本格的に始めました。しかし、最初は「自分が買うと株価が下がり、自分が売ると上がる」というパラドックスに悩んだといいます。馬渕さんの経験をもとに、個人が投資をするうえでの注意点を考えます。
気になる世界経済、日本の景気の行方はどうなる? 経済を動かすカギとは? 日経CNBCコメンテーターの崔真淑が取材する番組「SAIが行く!~ウーマンエコノミストの気になる今!~」のリポートをお届けします。毎週木曜日掲載。
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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