【新刊】もてなす心もお持ち帰り「接待の手土産2016」
大事な商談に欠かせない「接待」。最大限のおもてなしで、お客様に満足いただければ、その後のやりとりもスムーズになろうというもの。ビジネスの最前線に立つ「グルメクラブ」読者の方々も、スケジュールの調整、お店選びに日々、頭を悩ませていることでしょう。
そんな中でおろそかになりがちなのが、接待の帰りに持ち帰っていただく手土産。お店任せやありきたりのものではなく、ちょっと気の利いた手土産を用意できれば「おっ…、細かいところに気が回るじゃないか」と思っていただけるかもしれません。
年齢、家族構成、趣味・嗜好などを考えると、手土産選びは決して簡単ではありません。特にお客様が取引先のエグゼクティブであれば、いっそう手土産選びに気を遣うことになります。
5月に日本経済新聞出版社から刊行された「接待の手土産2016」は、そんな接待の手土産選びに必読の一冊です。
同書は、多忙なエグゼクティブをサポートする現役の秘書たちの声を集め、接待の手土産に最適な品々を一覧にした「虎の巻」。
エグゼクティブがもてなすお客様は、当然、相応の立場の方たち。ご高齢のお客様、海外からのお客様、健康をお気遣いのお客様…、多くの賓客ごとに、それぞれ最適の手土産を用意する現役秘書たちの知恵が結集されています。
和菓子、洋菓子など定番の手土産から、老舗のお惣菜、地域の名産品、飲み物など、いずれも逸品ぞろい。
また秘書が実際に試食し、どこが魅力的なのか、どんな方におすすめか、それぞれ分かりやすく整理しています。
さらにうれしいのは、取り扱い店など商品購入に関する情報の充実。
店の住所や電話番号などはもちろんのこと、保存方法や日持ちなど、接待のスケジュールにあわせて事前に注文できるよう工夫されています。
手土産選びのポイントを実体験で語る、現役秘書5人による座談会「成功する手土産に大切なこと」も必読です。
売れ行き好調で、3刷目の増刷も決定。接待の手土産に迷ったとき、ぜひ手にしたい一冊です。
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
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