図6、図7に@nifty、図8にBIGLOBEの例を示した。@niftyでは、迷惑メール対策の設定画面で、受信したくないアドレスやドメインのメールをブロック対象に指定できる。また、迷惑メールは所定の日数が経過すると自動削除されるケースが多いが、@niftyでは削除までの日数を選択できる。



BIGLOBEの迷惑メールフィルターは2種類。迷惑メールを専用フォルダーに収める「迷惑メールフォルダオプション」は有料で、件名に「[spam]」を付ける「迷惑メールチェック」は無料だ。基本的には無料の後者を使い、迷惑メールを専用フォルダーに収めたいときは、Outlookなどのメールアプリで「ルール」機能を併用する手もある。「件名に『[spam]』を含む」といった条件で仕分けすればよい。
スマートフォンの迷惑メール対策も基本は同じだ。図9にUQ mobileの例を示した。スマホならではの機能として、パソコンメールの遮断が挙げられる。迷惑メールはパソコンから送られることが多いが、それらを一括して遮断できる。

(ライター 岡野幸治)
[日経PC21 2022年4月号掲載記事を再構成]