アンダーアーマーのリュック3選 ジムにも仕事にも
特集 人気スポーツブランドの大人向けバッグ(中)

オフィスカジュアルの浸透により、ビジネスバッグのカジュアル化も進んでいる。そこで人気スポーツブランドのバッグから、大人が使いやすいデザインのバッグを紹介する。ビジネス対応モデルや休日の普段使いに適したモデルなど、幅広く取り上げるので、自分のライフスタイルに合ったバッグを選んでほしい。
今回はアンダーアーマーのバックパックを紹介する。スポーツシーンに対応する丈夫な作りが特徴で、いずれもパソコン(PC)収納部を備えているためビジネスユースも可能。仕事の後にランニングを楽しんだり、ジムへ出かけたついでにカフェで仕事をしたりするなどアクティブな使い方ができる。価格が手ごろなところも大きな魅力だ。
汎用性が高くデイリーユースに最適

ジムユースから日常使いまで幅広く使えるのが、2021年秋冬シーズンの新作となる「UA ハーフタイム バックパック」。スポーツバッグの容量は25〜30リットルが一般的だが、荷物が少ない人が増えたことから、一回り小さい容量22リットルに設計したという。最近は手ぶらで気軽に通えるジムの利用者が増えており、替えの靴とタオルだけなど、少ない荷物を持ち運ぶのに最適だ。
メインコンパートメントには、ソフトな裏地が付いたノートPC用スリーブを搭載。15インチまでのノートPCを収納でき、リモートワークなどでパソコンと必要な書類だけを持って出かける際にも使いやすい。
前面には、はっ水加工を施した貴重品用ポケットを2つ備え、1つはマチ付きで大容量。パソコンの電源ケーブルや長財布など、かさばる荷物もすっきり収納できる。
本体には「UAストーム」と呼ばれる、独自のはっ水加工が施されているため、電子機器を安心して持ち運べる点もうれしい。
「通勤にもジム通いにも、どちらでも使えるスタイリッシュな仕様が支持されている」と話すのは、アンダーアーマーの日本総代理店を務めるドーム(東京・江東)で同ブランドのアクセサリーを担当するMD伏屋遼氏。使い勝手と見た目のバランスが理想的なことから、デイリーユースのバックパックとして好評を得ているという。



水にも強いタフなつくりのボックス型

伏屋氏が「日本のバックパック市場で最も人気のあるボックス型のバックパックに、アンダーアーマーとして満を持して投入した日本限定アイテム」と話すのが、今回紹介する「UAターポリン バックパック 40L」だ。
耐久性の高いターポリン素材を、本体前面と底部に使用。さらに、アスリートが屋外スポーツ時に使用することを想定し、同社独自のストーム加工(はっ水加工)が施されている。
メインコンパートメント内には、着脱式のサックパックを装備。内ポケットとして小物の整理収納に活躍するだけでなく、取り外して必要最低限のアイテムを持ち運べる。例えばジムトレーニングに出かけた場合、スマートフォンや財布、水筒やタオルだけをまとめて持ち歩くことが可能。運動後の汚れた衣類を入れるといった使い方もできる。
独立したPC収納部も備え、仕事帰りのジム通いにも対応する。また、サイドポケットはシェーカーも入れられる幅に設計されているなど、アスリートファーストなつくりが特徴となっている。
そのため、「日々の荷物が多い方、本格的にスポーツをされている部活生やトレーニングに励まれている方に支持されている」(伏屋氏)という。水にも強いタフなつくりのボックス型でPCも持ち運べるため、ビジネスシーンでも活躍するはずだ。



背中の接地面を減らして通気性を確保

バックパックの悩みでもある、背中の蒸れを解消したいという思いから作られた「UAクール バックパック 2.0 30L」。冬はもちろん夏も快適に使える構造になっているため、1年を通して幅広いシーンで活用できる。
バックパックを背負った際に、背中の最も盛り上がる部位にパッドを搭載。背中の接地面を減らすことで、通気性を確保している。パッドは体に沿った形状になっており、蒸れを抑えると同時に背中をサポートし、快適な背負い心地を実現する。
メインコンパートメントの内部には仕切りがついており、シューズや運動後の着替えなどを分けて収納できるなど、仕事帰りのジムトレーニングに役立つ機能となっている。本体にサイドファスナーを備え、メインコンパートメントに素早くアクセスできるのも便利だ。
また、メインコンパートメントとは別に、背面に独立したPC収納部も搭載。スポーツやレジャー、ビジネスまで幅広く使える万能バックパックとなっており、実際に「スポーツ用途だけでなく日常使いでも非常に好評なバックパック」(伏屋氏)。
本作は名前に「2.0」とあるように、バージョンアップしたシリーズ2代目。ポケットの位置や仕様などユーザーの意見を反映し、より快適に使いやすくなったことも人気の理由だろう。



(ライター 津田昌宏、写真 宮前一喜、スタイリング 宇田川雄一)
関連リンク
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。