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SKY-HI 僕がBE:FIRSTのラジオ出演を大事にする理由

連載 SKY-HI「Be myself, for ourselves」(31)

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

BE:FIRSTのメディア露出で際立って目立っているのが、地方局も含めた「ラジオ出演」だ。デビュー曲『Gifted.』がBillboard JAPAN総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」で1位を取った際(11月10日付)のチャート項目でも「全国のFM/AM放送回数」はウイークリー1位を獲得し、12月1日付チャートまでは4週連続8位以内をキープしていた。多数の局で「パワープレイ」(推薦曲)に選出されたことも大きいが、デビューしたばかりのボーイズグループがこれほどラジオでオンエアされることは珍しい。Soundchartsによると、デビューから12月20日まででBE:FIRSTの楽曲のエアプレイ数は707回に上る。SKY-HIはラジオという媒体への特別な思い、ラジオの作り手に対するリスペクトを交えつつ、BE:FIRSTが積極的にラジオ出演する理由を明かした。[「BE:FIRST」や「THE FIRST」についてはこちら

「ラジオで『Gifted.』をたくさんかけてもらったのは、シンプルに『音楽的な価値が高い』と思っていただけたことが一番かなと思います。ラジオ番組は、リスナーからのリクエストもあるけど、そもそも良い曲をかけたいという矜持(きょうじ)がある。どの曲をかけるか、どの曲をパワープレイに選ぶかとなった際に、選ばれる曲でありたい。

一方で、アーティスト自身がどれだけ人気があっても、ラジオで流れない曲ってやっぱりあるんです。ただ、時代が変わってきたから、選曲側もダンス&ボーカルの曲=音楽的な価値が低いと考えているわけではなく、フラットに音楽的な価値があるか、面白いか、意義があるかを計っていると思います。そういう意味で、今回たくさんかけていただいたことは誇っていいことだと思います。

僕自身がヒップホップ育ちで、ヒップホップとラジオってめちゃくちゃ密接な関係にあるのもあり、特にラジオという文化は好きなんですよね。数年ほど前まで少し元気がなかった時期もありましたが、『radiko』の拡充でまた復権しているのかなと思うんです。だから今回のBE:FIRSTに関しても、ラジオ番組へのゲスト出演のオファーがあれば極力断りませんでした。

ラジオを大事にした理由は3つあって、その1つは、ラジオは『偶然の出会いを生めるメディア』だからです。ラジオ番組に1度出演すれば、何千人、何万人の『初めてBE:FIRSTを聴く人』を生み出せるんです。自分もソロでのメジャーデビュー当時は『ラジオでかかることを意識して作った』と話し、手紙を書いたりもしました。積極的に地方局の番組にも出るようにしていました。

ラジオがくれるアーティストにとっての一番の幸せは、偶然出会わせてくれる人が多いこと。YouTubeだと能動的に再生ボタンをクリックする必要があるけれど、ラジオはたまたまその番組を流している人の耳に入ることができる。その可能性があるって、めちゃくちゃ夢があるじゃないですか。そしてラジオは受動的なメディアだけど、情報量より想像をかき立てる部分が多いことにも美しさを感じていたんです」

「2つ目は、ラジオ局の人は面白い人が多いこと。もちろんそつがなく番組を制作する人もいるけれども、ラジオというメディアに矜持やプライドを持っている人が多いんです。彼ら(BE:FIRST)に、そういう人となるべく接してほしいと思いました。ラジオのディレクターと話すことは、アーティストなど表に出る職業の人にとって絶対刺激になると僕は思っているんです。

3つ目が、世に出て間もないタイミングでラジオの生放送番組に出演することで、『自分の発言に責任を持つ』ことを身に付けさせたいと考えたからです。発言に責任を持ったうえで、当たり障りのないことしか言わない人にもならないでほしい。ラジオで話すときは、何かに媚びて無理に面白いことを言おう、喜ばせようと思う必要もない。自分たち自身のことや楽曲の魅力などについて、シンプルに自分の言葉で責任を持って伝えられる限られた場だと思うんです。

それに、優れたアーティストのラジオは音楽的な話をするしないにかかわらず、絶対に面白いと思うんです。(星野)源さんとかが分かりやすい例ですが。彼ら(BE:FIRST)にも、そういう人になってほしいなと思います。しゃべりが流暢(りゅうちょう)じゃなくてもいいし、ノリツッコミの瞬発力みたいなものがなくたっていい。ただ、1人の人間として興味深い人ではあってほしいですよね。みんなそうなれると思っていますし。(BMSG所属の)RUIのラジオとかめちゃくちゃ聴きたいけどね。ラジオ番組には、今後もどんどんみんなを出していこうと思っています」

SKY-HI(日高光啓)
 1986年12月12日生まれ、千葉県出身。ラッパー、トラックメイカー、プロデューサーなど、幅広く活動する。2005年AAAのメンバーとしてデビュー。同時期からSKY-HIとしてソロ活動を開始。20年にBMSGを設立し、代表取締役CEOに就任。9月1日から『Dive To World feat. Takuya Yamanaka(THE ORAL CIGARETTES)』配信中。10月27日にリリースした、約3年ぶりのオリジナルアルバム『八面六臂(はちめんろっぴ)』には、「THE FIRST」に参加し、現在BMSGに所属するAile The ShotaやRUI、REIKOらをフィーチャリングした楽曲も収録している。

【過去の記事一覧と「BE:FIRST」についてはこちら

(ライター 横田直子)

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