Android搭載スマホを格段にパワーアップさせるためのノウハウを一挙紹介する連載の3回目。今回はストレージの空き容量不足をスッキリ解消するワザを紹介する。
「Files by Google」で不要なファイルを削除
撮影した写真や動画、インストールしたアプリなどが増えると、スマホの空き容量が減り、動作に悪影響を及ぼす場合がある(図1)。
図1 スマホのストレージは、写真や動画を撮ったり、アプリを色々インストールしたりすると、あっという間にいっぱいになる。容量が不足すると、スマホの動作に悪影響を及ぼすこともあるので、無駄なデータをこまめに削除したり、別のストレージにデータを退避させたりして容量不足が起こらないように気を付けたい
そのため定期的にアプリのキャッシュやゴミ箱内に入れたデータなどを、OSの標準機能やファイル管理アプリ「Files by Google」を使って削除しよう(図2~図6)。
図2 アプリの一覧から「設定」を開き、「ストレージ」をタップ(1)。ストレージ設定が開き、現在のストレージ使用量と、その内訳がわかる(2)。さらに各カテゴリー欄をタップすると、使用量が多いデータ(アプリやファイル)も確認できる(3)(4)
図3 図2右で「アプリ」をタップすると、「アプリの使用容量」画面が開く(上)。ここから各アプリの詳細に進むと(1)、「キャッシュを削除」と「容量を管理」という2項目からデータの節約が可能だ(2)~(4)
図4 図3の方法でアプリの詳細を開くと、アプリによっては、「ストレージを消去」と表示される場合がある。この場合、消去すると登録済みのアカウント情報まで消えるので、キャッシュの削除だけにとどめよう
図5 意外な盲点が削除したはずのデータだ。Androidは、ゴミ箱に入れても30日間はデータを保持する。すぐにストレージの空き容量を増やしたい場合は、図2の要領でストレージ設定を開き、項目の下方にある「ゴミ箱」をタップ(1)。開いた画面で「すべてのアイテム」を選択し、「削除」を実行する(2)(3)
図6 手っ取り早く空き容量を確保したい場合は、図2右の「空き容量を増やす」を実行。すると、「Files by Google」が起動し、一時ファイルや失敗写真、サイズが大きいファイルなどがピックアップされ、手軽にクリーンアップを実行できる(1)(2)。このアプリが入っていない端末は、Playストアからダウンロードして使おう