連載「働く女性2482人のキャリア意識調査」では、組織のダイバーシティの取り組みの進捗が、働く女性のキャリア継続や管理職への意欲に影響することなどを紹介。この連載に対する感想をアンケートで募集したところ、共感、疑問、自身の体験談など、さまざまな声が寄せられました。本記事では、2022年6月から7月中旬までに集まった57人(うち男性5人)の回答から抜粋して、読者からのリアルな声をお届けします。
ぜひ、元の記事と併せてお読みください。
・「多様性ゼロ組織」と答えた女性5割が転職・独立希望
・多様性の先進組織で働く女性「経営層目指す」17%回答
ぜひ、元の記事と併せてお読みください。
・「多様性ゼロ組織」と答えた女性5割が転職・独立希望
・多様性の先進組織で働く女性「経営層目指す」17%回答
「調査結果に企業が危機感を持つことを望む」
連載1本目「『多様性ゼロ組織』と答えた女性5割が転職・独立希望」では、ダイバーシティが進んでいない「多様性ゼロ組織」で働く人は、組織全体でダイバーシティを理解・促進する「多様性先進組織」で働く人に比べて、転職や独立への希望割合が高く、組織を離れたがっているというデータを紹介しました。

このデータについて読者からは、「『多様性ゼロ組織』に所属する女性の半数以上が組織を離れたいと思っているのが衝撃だった。この結果に危機感を持ち、ダイバーシティを推進する企業が増えることを望む」(33歳・女性・IT/情報/通信・開発)、「ガラスの天井、という言葉が昔流行したけれど、分厚い強化ガラスだから割ることができないと判断したのだろうか」(49歳・女性・人事サービス・コンサルタント)などの感想が寄せられました。
また、上記の結果について納得・理解できるかどうかを選択形式で聞いたところ、「おおいに納得・理解できる」が54.4%、「まあまあ納得・理解できる」31.6%、「あまり納得・理解できない」8.8%、「全く納得・理解できない」5.3%となり、8割以上の人が「納得・理解できる」と回答しました。

特に、「おおいに納得・理解できる」「まあまあ納得・理解できる」と回答した人からは、次のような意見が集まりました。
※アンケート回答者の概要は記事1本目「『多様性ゼロ組織』と答えた女性5割が転職・独立希望」を参照してください。