転職失敗者の応募数は3社以下 動く前に考えるべきは20代から考える出世戦略(121)

写真はイメージ=PIXTA

最初に入った会社で出合った仕事が自分にとっての適職ならよいのですが、なかなかうまくいかないこともあります。そんな時、昔ならそれでも3年は我慢、と言っていましたが、今どきはサクッと転職することも可能になりました。では、最初に転職を考えるとき、どんな点に気を付けるべきでしょう。

焦ると失敗しやすい最初の転職

転職とはキャリアの再スタートです。特に1回目の転職では、最初の就職での失敗をやり直そうという思いから、ついつい焦って転職先を決めてしまうことも多いようです。その結果、転職してみたら想像と違った、ということがよく起きます。

「20代で初めての転職理由と転職活動で失敗したことランキング」(求人情報サイトを運営するビズヒッツによる調査、https://media.bizhits.co.jp/archives/category/tensyoku/20dai)によれば、20代での転職失敗理由のワースト3は次のものです。

ワースト1位:転職先のリサーチが足りなかった
ワースト2位:もっとほかの会社と比較検討すればよかった
ワースト3位:前の会社より労働環境が悪くなった

なぜそんなことが起きるのかと言えば、同調査に答えた7割の人が、転職までに3社以下しか応募していないからということです。

普通に考えれば、3社以下の応募で転職先を決めてしまうなんてありえなさそうです。なぜそんなことになるのでしょう?

そもそも最初の転職に際しての理由の大半は、不満をきっかけとするものです。

待遇や労働環境、人間関係、仕事そのものへの不満などから転職を志すわけですから、自分にとっての適職を探すというよりは、今いる場所じゃないどこかへいきたい、ということが優先してしまいます。だとすれば焦ってしまうのも無理のないことでしょう。

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失敗しやすい転職は「良い会社」を探してしまうこと
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