
華やかなイメージがある半面、汎用性や実用面から敬遠する向きも多い白ダウンですが、食わず嫌いはよくありません。クセさえ生かせば、実はオシャレ度アップに効果絶大。ここでは、そんな白ダウンを攻略するちょっとしたツボを紹介します!!
効能満載かつ街で目立つ、大人ダウンの大本命
最も着こなしに占める割合の高いアウターは、ダークトーンのそれを選ぶのがブナンであることは間違いありません。
ですから白ダウンとなると、着回しづらそうだし目立ち過ぎそう、しかも汚れたらイヤだし……と敬遠する向きも多いかと。まぁ、たしかにクセありなアイテムかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。清潔感のある白ダウンは、重くなりがちな冬の装いを軽快に見せる、カジュアルをワンランク上品に見せてくれる、他人とカブりにくいなどなど、実はオシャレに効く効能が満載なのです! 加えてコーデいかんによっては仕事にも使えるとなれば、挑戦しない手はないのでは?
というわけで今回は、クセがあっても攻略すればイイことだらけな、白ダウンをフィーチャー。アウター選びで抜きんでたいなら、食わず嫌いはやめてトライあるのみですよ!
■ Style #01
ネイビーやブルーと合わせれば、白の清潔感が生きる

ほんのりアイボリーがかった、起毛感のあるコットンコーデュロイの白ダウンを主役にしたスタイル実例。白と好相性なネイビーを上手に取り入れたクリーンさ重視のスタイルです。パンツにはデニムを選び、ここでも白×ブルーのコントラストを表現。ダウンの着こなしでこうも品よく見せられるのは、白ダウンの効能があってこそです。
POINT 1
タイドアップの定石はやっぱり、白シャツ×ネイビータイ

タイドアップしたビジカジスタイルにも難なくフィット。白シャツ×ネイビータイを選べば、清潔感がより際立ちます。ジャケットはグレー杢の色合いが優しいカシミヤニットの一着をチョイス。淡色のグラデで、色をなじませるのもポイントです。
POINT 2
抜け感の演出に、ブルーデニムがひと役買う

ドレッシーなスラックスももちろんアリですが、ここは白ダウンと相性のいいブルーデニムを選んでカジュアルに。これにより、いい塩梅の抜け感を演出することができます。
一方で足元は、くだけすぎないよう革靴をセレクト。せっかくの軽やかさを生かすためにも黒靴は避けましょう。なおコーデュロイの白ダウンやデニムとの相性を考えれば、正解はおのずと茶系のスエード靴となるでしょう。

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