今どきのアメカジ インディゴデニムでの装い方とは

LEON

2022/5/29
LEON

カジュアルの定番だけに、着こなしが板についている人も多いであろうインディゴデニム。ですがそれ、ちゃんとアップデートされていますか? イマドキの肝はここでも、華やぎにあり。華やぎを加えるコツを解説いたします!




アメカジは、華やぎがあってこそイマドキです

程よく色落ちしたインディゴデニムといえば、大人カジュアルになくてはならない永遠の定番。ですが味がある半面、ステレオタイプなアメカジの印象が色濃くにじみがちなアイテムでもあります。

土臭くて男らしい武骨なアメカジ……、それはそれで格好良いのですが、元号はもう令和。そろそろ、今の時代にアップデートしたイマドキな装いにトライしたいところです。

では、どうするか? ポイントは、合わせるアイテムの素材感や色、小物でのアクセント付けなど、ちょっとした工夫で、“華やぎ”をプラスすることにあります。

華やかな味つけが、インディゴデニム特有の土臭さをさらりと中和。これにより、がぜんイマっぽく映るのです。上記のコーデ術を実践したイマドキなアメカジ4例を紹介するので、ポイントを見ていきましょう。

Style#01 王道のGジャンコーデも上品素材で華やぐ!

デニム4万6200円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン)、ブルゾン84万7000円/ビズビム(F.I.L. TOKYO)、ニット2万3100円/グランサッソ(エスディーアイ)、サングラス4万8400円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、靴3万7400円/イルモカシーノ(ビームス 六本木ヒルズ)

デニム×Gジャンは鉄板の合わせですが、半面、アメカジ純度の高いスタイルでもあります。これをイマドキに変えるのが、スエード使いや、ビットローファーでの華やぎ。これにより、定番の合わせがぐっと華やかで大人っぽいそれに化けるのです。

まずは、デニムをチェック。ほんのりダメージ加工が施されたデニムは、ストレッチ仕様です。テーパードの効いたシルエットで、味がありながらもすっきりした印象。

足元はスニーカーを避け、革靴を合わせるのが華やぎコーデの基本中の基本。ここでは、トップスの素材と合わせてスエードのそれを選びました。きらびやかなビットも華やぎを後押しします。

いわゆる2nd型デザインのGジャンも、色落ちデニムではなくスエードにすれば、がぜん大人っぽい印象に。ベージュスエードのそれは色落ちデニムとの色相性も抜群で、さりげなく着こなしを格上げできます。

ここでステレオタイプなアメカジではヘンリーネックTをインするところですが、華やぎを意識するなら、迷わず明るい色味のハイゲージニットをイン。そんな一押しを加えてあげれば、お手軽にアップデートできますよ。

THE NIKKEI MAGAZINE 4月誕生!

Men's Fashionはこの4月、あらゆるビジネスパーソンに上質なライフスタイルを提案するメディア「THE NIKKEI MAGAZINE」に生まれ変わります。限定イベントなどを提供する会員組織「THE NIKKEI MAGAZINE CLUB」も発足します。先行登録はこちら

次のページ
Style#02 軽やかな素材の紺ブレで上品さをアップ