パッドのジェスチャーが重宝、タッチパネルとよく似ている
タッチパッドやタッチパネルにはこのような「タッチジェスチャー」が何種類もあるので、使わないのは絶対に損。少なくとも、タッチパッドでスクロールバーを操作するような愚行は絶対にやめよう。
マウスでスクロールする場合、普通に回転する以外に「パン」する方法もある。ウェブブラウザーなど一部のアプリでは、ホイールをクリックするとマウスポインターが上下矢印に変わり、マウスを動かすことでスクロール(パン)できる(図5)。表示位置を微妙にずらしたいときに利用しよう。

「Ctrl」+ホイール回転による拡大・縮小は10%などの段階刻みになる(図6)。ウェブブラウザーでは何秒かだけ表示倍率がポップアップするので倍率を確認しやすい。表示倍率はタッチパッドでも変えられる。タッチパネルと同様に2本の指でピンチイン、ピンチアウトすればよい(図7)。これもタッチジェスチャーの一種だ。


ブラウザーやAcrobat Reader DCではキー操作の「Ctrl」+「+」または「-」でも倍率変更ができる(図8)。ただし、違う機能が割り当てられているアプリも結構ある。

(ライター 石坂勇三)
[日経PC21 2022年6月号掲載記事を再構成]