2021/12/22

次に「Which state?」(何州ですか)と追加の質問をして「California」(カリフォルニアです)と会話が続く場合は、まだいい。「I have been to California(またはLA).」(カリフォルニア、またはロサンゼルスには行ったことがあります)と、会話が発展してゆく可能性もある。

イムランさんの説明によれば、国籍は微妙な問題で、話の流れ次第だが唐突に相手に出身国を問うのは避けた方がいいという。そのうえで「何より日本人の会話で問題なのは『1つの質問をして1つの回答を聞いて終わり』という、これ以上の会話が続くかなくなることだ」と訴える。

食べ物、旅、エンタメのネタを事前に仕込む

弾む英会話のコツの1つ目は「事前に英語のエピソードを考えてネタを仕込んでおく」ことだ。相手と初対面だったり、まだ親しい関係ではなかったりする場合、ネタにするのは食べ物や旅行、映画などエンターテインメント関係の話題が無難だ。

イムランさんは「英語のコミュニケーション上の常識やコツを分かっていない人が意外なほど多い」と指摘する

「What kind of food do you like?」(どんな食べ物が好きですか)
「I like sushi.」(すしです)

この「すし」という答えで会話を終わらせず、つなげていこう。

「Which sushi do you like?」(どのすしが好きですか?)
「I like tuna.」(マグロが好きです)

ここからエピソードトークを展開してみるといい。例えば、下記ではどうだろう。

「Me too! I went fishing for tuna in Okinawa last year.」(私もです! 昨年、沖縄でマグロ釣りをしました)

マグロから釣り、あるいは沖縄というワードで会話が発展する可能性がある。このようにエピソードのネタを事前に仕込んでおけば、楽しい会話が続くわけだ。

相づちは否定的でもいい

次の英会話が弾むコツは「感情表現をうまく活用しよう」だ。日本人の会話の癖でもあるが、まだ親しい関係ではない人と話すときに、あまり感情的な表現を使わない人が多い。結果的にファクトベースでの会話になりがちだ。しかし欧米人のネーティブと話すときは、「nice」「great」などの簡単な形容詞で感情表現を入れた方が、会話のテンポが良くなり盛り上がりやすい。むしろ相手に対する礼儀といってもいい。

次のページ
「あなたはどう?」で盛り上がる