風合いはシンクロさせつつ印象は洗練

リアルな色落ちを披露するも、土クサくならないのが黒デニムの魅力。プンターレ付きベルトを合わせても、いわゆるバタ臭い感じになりません。
柄スカーフで首元から艶感を匂わせ

これがスエットにネルシャツなら、完全に昔を懐かしむアメカジオヤジに。モードな香りのするバンドカラーのブラックシャツ、そしてイタリアンな艶っぽさが漂う柄スカーフを合わせることで、タフなヘビーダック地も洗練されて見えるのです。
あくまでオトコらしさをベースにすべし

とはいえ、何もかもモダンかつスタイリッシュに見せたのでは、面白くありません。そもそもM-51パーカを着るなって話になっちゃいますからね。要は男らしさを楽しみつつも、やぼに見せないのが肝要ってこと。39mmケースの3針という、タフにしてシンプルなチューダーの「レンジャー」なんて、おあつらえ向きです。
◆ アスペジ
ドレスミックスでジェントルミリタリー

ミリタリーアウターにおける鉄板中の鉄板M-65。こちらはポリエステル生地によって軽やかな着心地を得つつ、機能性中綿サーモアを内包することでハイスペック化。それでも、シャツ+ジレによるモノトーンとなら、ちゃんとアーバンなコーデにまとまってくれるんです。

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