
腕時計のコラボレーションも珍しいものではなくなりましたが、近年ではより深〜い取り組みが目立つようになりました。知るほどに納得できるコラボモデルをご紹介します。
新たな魅力を引き出す。異業種コラボな時計最旬最新事情
ラグジュアリーブランドにおいて、いまやコラボレーションは定番的な取り組みに。意外性のある組み合わせにはオヤジだって興味津々ですよね。
そして時計業界のコラボも以前からありましたが、昨今は表層的な組み合わせではなく、デザインや素材など深層部分からの取り組みが目立ちます。その背景を理解すると、より楽しめるはずです。
■ ウブロ×アルトゥーロ・フエンテ
オヤジの心地よい時間を楽しむ時計とシガー
「ウブロ」が示す時間とは、心を躍らせる楽しい瞬間。時計を眺めるだけで幸福な気分にひたれる……。そんな時間を表現するのが、「ウブロ」の役目です。
そう考えると1912年に創業したシガーブランド「アルトゥーロ・フエンテ」とコラボレーションするのも納得。シガーもまた、心地よい時間を楽しむオヤジに、欠かせないものですから。
このビッグ・バン ウニコ アルトゥーロ・フエンテ セラミックは、「ウブロ」が得意とする加工技術を生かし、タバコの葉のエングレービングをケースとベゼルに取り入れたもの。幸せな時間を刻んでくれますよ。
シガーそのものが時計になりました!

アルトゥーロ・フエンテとのコラボモデルは、伝統あるシガーブランドの歴史に敬意を表して、レトロなローマ数字インデックスをタバコカラーで表現。硬質なブラックセラミックにタバコの葉の模様を彫り込んでおり、これまでになかったアーティスティックな美的表現を実現しました。


■ ブルガリ×宮島達男
アートの力で実現したデジタルとアナログの融合
これまでにもクリエーターとのコラボを重ねてきた「ブルガリ」が、今回白羽の矢を立てたのは、現代美術家の宮島達男氏。
彼はLEDのデジタルカウンターを使ったアート作品で世界的な名声を得ていますが、そのシンボリックな7セグメントのデジタル数字を、ブルガリ オクト フィニッシモのダイヤルに配置しました。

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