プリンター複合機のラインアップに「大容量インク型」が増えています。「カートリッジ型」と違い、ボトルからインクを補充して使うタイプです。インク代の節約が売りですが、実際のコスパや使い勝手はどうなのか、4回にわたって徹底解説します。
◇ ◇ ◇
最終回は激安機にも目を向けてみよう。候補は図1に挙げた4製品だ。印刷コストは総じて高めだが、A4カラー文書ではエプソンの2台のほうが安かった(図2)。逆に印刷速度はキヤノンが高速。特に写真印刷は「TS5430」がL判カラー1枚36秒と、同社の大容量インク型に並ぶ。A4カラー文書は下位機のほうが遅いものの、実用に堪えるレベルだ(図3、図4)。



