仕事・休日スタイルを1本で チノパン選びとコーデ術

2021/11/15
様々なタイプがあるチノパン。何を基準に選ぶ?

チノパンは男性の多くが1本は持っている「定番」のアイテムです。日本には1960年代にアイビールックとともに上陸し、アメカジ(アメリカンカジュアル)スタイルでおなじみになりました。強固に織り上げた綿の生地で仕立てた軍服がルーツですが、ラクにはけるカジュアルパンツのなかでも「きれいめ」。ビジネススタイルのカジュアル化が進むなかで、仕事服にする人も増えています。オンもオフもこなす万能選手のチノパン、大人にふさわしい1本とはどんなものでしょうか。着こなしのコツとともに紹介します。




ナナミカで人気のチノパン 形と色のバリエーションは

ザ・ノース・フェイスとコラボレーションするなど、カジュアルウエアやスポーツウエアで勢いを見せるブランド「nanamica(ナナミカ)」。その人気商品のひとつがチノパンです。ナナミカ東京の武田空人さんによると、その魅力は「シルエットや色で印象が大きく変わる」ことだそうです。

現在、ナナミカでは定番の「ワイド」とやや細身の「ストレート」、腰回りにタックを入れた「ダブルプリーツ」の3種類があり、色もカーキやネイビー、ブラウンなどをそろえています。なかでもおすすめがネイビーです。チノパンの「王道」はカーキですが、たいていの色と無理なく合わせられる使い勝手のよさがネイビーの魅力だそうです。

【記事はこちら】「ナナミカ」のチノパン、きれいめネイビーが超新鮮

カーディガン 3万1900円(ナナミカ)、カットソー 1万6500円(ナナミカ)、パンツ 2万2000円(ナナミカ)、ニット帽 9680円(ナナミカ)、スニーカー(私物)
ジャケット 6万4900円(ナナミカ)、スエット 2万4200円(ナナミカ)、パンツ 2万4200円(ナナミカ)、キャップ 8800円(ナナミカ)、スニーカー(私物)
コート 12万1000円(ナナミカ)、パーカ 2万5300円(ナナミカ)、パンツ 2万9700円(ナナミカ)、ニット帽 9680円(ナナミカ)、スニーカー(私物)
股下にマチを入れて可動域を広げている。ナナミカのパンツの多くに見られる仕様という

チノパン 見ばえを左右するのは「生地の質」

チノパンは身につける人の年齢をあまり問わないアイテムですが、どことなく「おじさんぽく見えないか」とザワザワしている人も多いのではないでしょうか。東京都杉並区にあるセレクトショップ「Lampa(ランパ)」店主の遠山勇さんは、その一因として「生地のチープさによるところも大きい」と指摘します。大人に似合う1本として紹介してくれたのは、生地のハリと光沢が高級感を醸す「Barnstormer(バーンストーマー)」の1本。流れるようなシルエットで、ビジカジにもうってつけといいます。

記事ではこのほか、80年前に製造された米軍のチノパンに着想を得た「KURO(クロ)」、柔らかな生地を上品なシルエットに仕立てた「YAECA(ヤエカ)」のチノパンを紹介しています。日本のブランドが送り出す、ひと味違う1本がそろいました。

【記事はこちら】「おじさんぽい」は生地のせい チノパン差がつく1本

シンプルかつ上質な日常着を手がける日本発のブランド。日本に数台しかない「ションヘル式織機」で織ったオリジナルの生地を使用している。空気を多く含んだ、柔らかい肌触りが特徴だ。 YAECA / CHINO CLOTH PANTS -TUCK TAPERED- 2万3100円 (税込み)
強く糸によりをかけ、強度を高めた「強撚糸」を使用。さらに高密度で織り上げて強靱(きょうじん)な生地に仕上げている。ウエスト部分はステッチを省いた“裁ち出し”という仕様。腰回りがすっきり見え、タックインとの相性もいい。KURO / 41KHAKI CHINO PANTS 2万900円(税込み)
1970年代のアイビーブームをけん引したブランドの一着。タックインしたシャツが出にくいように配慮したウエスト部分の裏地使いやおなかの部分をすっきりと見せる「テング」というディテールなど見えない部分にも工夫がある。 BARNSTORMER / マッカーサー2 2万900円(税込み)
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