天咲 色を減らすと、本当に見てほしい場所がわかりやすくなるんですね。

今市 なるほどな~。それじゃあ、こうやってそれぞれの四角形に要素を入れ込めば完成ですかね?

池照 う~ん、これはちょっとイマイチだね……。ここで3つ目のポイント「図形の見た目で区別する」を考えてみよう。「広告商品」は他の2つの項目と違って、「この中から選んでください」っていう“選択肢”みたいなイメージの要素だから、四角形に入れて表現してみようか。

天咲 おお、なんかスッとわかりやすくなりましたね。

池照 そうだね! こういう風に、図形が持っている意味合いの違いを、図形の見た目でも表現してあげるとわかりやすくなる。デザインっていうのは「意味を形態に落とす」ことだからね。

今市 あ、「タイトルをつける」もやってますね。そこに書いてあるものが「何なのか」をきちんと書く、すっかり忘れてました……。

池照 それも大事だね。まあ、人間そうそう一発でできるようにはならないから、そんなに気にせず! あとは、アイコンとか破和広告社のカラーを適度に配置してあげて、たとえばこんな感じでどうかな?

天咲 わかりやすくなりました! ありがとうございます!

池照 それはよかった。スライドは一目でわかってナンボだから、手間をかけすぎずに工夫できるといいね。さて、きょうのポイントはこの3つだった。

池照 これで全5回のパワポ添削が終わったわけだけど、2人とも、どうだった?

天咲 目からうろこが落ちるような気分でした!なんとなくうまくいかなかったところが理由をもって改善されるので、なんだかスッキリしました。

今市 かなり「わかったつもり」になってたんですけど、具体的なスライドを見るとまだまだだったな……、と痛感してます。まだまだ修行していきます!

池照 2人ともありがとう。資料作りの上達には、やっぱり経験が大事! 5枚のスライドで見えてきたポイントを普段の実務に生かして、自分のモノにできるようトライしてみて。

天咲・今市 はい!

トヨマネ(豊間根青地)
1994年東京都生まれ。東京大学工学部卒。サントリーに入社し通販事業のCRM・広告などを担当する傍ら、趣味で作成したパワーポイントのスライドがTwitter(https://twitter.com/toyomane)で反響を呼び10万人以上のフォロワーを集める。2022年2月に独立し、企業・個人のビジュアルコミュニケーション支援を行う株式会社Catacaを創業。近著「秒で伝わるパワポ術」(KADOKAWA)。