日経MJ

2022/6/5

カインズなど他社の商業施設内に構えた#ワークマン女子は他社の来店客を呼び込める利点があるが、路面店ではこうした効果が見込みづらい。今後#ワークマン女子のような店舗を路面店として出店する上では知名度の向上が不可欠。「ブランド力をつけられる銀座への出店が重要だ」(土屋専務)

#ワークマン女子は銀座への出店でアパレルブランドとしての価値向上を図る

長期的な成長を見込むためには若い世代に親しんでもらうことが重要であり、銀座出店は若者への接点の拡大に貢献する。土屋専務は「仕事帰りの若い女性はSNSの感度も高く、たとえ商品を買わなくても情報を発信してくれれば話題につながる」と話す。

20年後に900店体制を目指す

ワークマンが銀座に出店した成果は表れ始めている。同社は「当初想定したアウトドアやスポーツの需要だけでなく、仕事でもワークマンの商品を使おうといった需要が見込めるようになった」と指摘する。九州初の#ワークマン女子くりえいと宗像店(福岡県宗像市)を5月12日に開業した際には、銀座出店のことを知っている顧客もいて、銀座のブランド力が徐々に高まり始めている。

同社は約20年後に#ワークマン女子の店舗を900店の体制にすることを目指す。既存のワークマンやワークマンプラスとは主要顧客が異なるため、近隣に#ワークマン女子を出店しても顧客を取り合わず、加盟店のオーナーにも負担をかけない。ワークマンとして総店舗数を増やすためにも#ワークマン女子という店舗は重要な役割を担う。

(津兼大輝)

[日経MJ 2022年5月25日付]

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