レンコンの白いスープ  やさしい味わい

日経プラスワン

肌寒い日にうれしいのはきっと、こんなスープ。体がほっと休まるような、やさしい味わいでおなかも満たされます。

秋から冬が旬のレンコン。すりおろしと角切りを1品で味わいます。皮をむくのは、皮むき器を使うと手軽。切り口が空気にふれると黒ずむので、切ったらすぐに水にさらしてアクを抜きます。

レンコンの色に合わせて、同じく白のとうふを具に加えました。角切りのレンコンとの歯ざわりの違いも楽しめます。ほかには、ハクサイの軸を角切りにしたり、エノキダケを食べやすく切ったりして加えても、よく合います。

余ったレンコンは切り口をラップでおおってポリ袋に入れ、野菜室へ。早めに食べきりましょう。冷凍する場合は酢少々を入れた湯でかためにゆでてから。

最後にのせるショウガが、味のアクセント。全体を混ぜてどうぞ。

材料(2人分、1人あたり114kcal)
・レンコン250g
・ショウガ小1かけ(5g)
・とうふ(絹)150g
・A[水400ml、中華スープのもと・酒各小さじ1、塩小さじ1/6]

作り方(調理時間20分)

(1)レンコンは皮をむき、水にさらして水気をきる。100gは1cm角に切り、残りはすりおろす。

(2)ショウガはすりおろす。とうふは1cm角に切る。

(3)鍋にAと(1)を入れ、中火にかける。煮立ったらアクをとり、弱めの中火にして約3分、レンコンに火が通るまで煮る。とうふを加え、再沸騰したら、火を止める。

(4)器によそい、ショウガをのせる。

献立の例 ポークソテー、小松菜とベーコンの炒めもの、ごはん

ひとくちメモ

レンコンの目きき ふっくらと太く、肌がなめらかなものを選びましょう。肉厚で穴が小さいもの、穴の大きさがそろっているものが◎。穴の中が黒ずんでいるのは、空気にふれたためであることがほとんど。気になる場合は菜箸でこするようにして洗います。

(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)

[NIKKEIプラス1 2022年10月22日付]

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