長イモ焼き おつまみやお弁当に

日経プラスワン

生でも食べられる長イモは、とろろにしてのどごしを楽しむのもひとつですが、加熱するとほっくりとして、また違った味わいになります。

今回は、長イモのフライパン焼きのバリエーションをご紹介。300gを半々ずつ、別の味で焼きました。両方を一度に作っても負担にならないくらいの手軽さで、食卓にあと1品欲しいときに活躍するレシピです。おつまみやお弁当にもいかがでしょう?

材料(2人分、1人あたり157kcal)
<青のりバター焼き>
・長イモ150g
・バター10g
・A[片栗粉大さじ1、塩少々]
・青のり小さじ1
<磯辺焼き>
・長イモ150g(長さ5cm)
・焼きのり1/2枚
・B[しょうゆ小さじ1、みりん小さじ1/2]
・サラダ油小さじ1/2

作り方(調理時間15分)

<青のりバター焼き>

(1)長イモは皮をむく。厚さ1.5cmの輪切りにする。

(2)(1)とAをポリ袋に入れ、全体にまぶす。

(3)フライパンにバターを中火で温め、(2)を両面に焼き色がつくまで焼く。火を止め、青のりをからめる。

<磯辺焼き>

(1)長イモは皮をむく。切り口を下にして、縦に4枚に切る。のりは8等分に切る。

(2)フライパンに油を中火で温め、長イモを両面に焼き色がつくまで焼く。Bを入れ、全体にからめる。

(3)のり2切れではさむ。

献立の例 豚しゃぶサラダ、かきたま汁

ひとくちメモ

長イモの皮むき ぬめりがあるので、すべらないよう十分気をつけてむきます。包丁でむくのがこわいときは、皮むき器を使うとよいでしょう。さわると手がかゆくなるのは、シュウ酸カルシウムの結晶が刺さるため。酢水で手を洗うとやわらぎます。

(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)

[NIKKEIプラス1 2022年9月3日付]

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