家庭用品では、歯磨きやデンタルリンスなどオーラルケア関連の商品が売り上げを伸ばした。2019年度はオーラルケア分野から日経POSセレクションの選出は1商品だったが、20年度は合計5商品を選出した。

オーラルケア関連商品の売り上げが伸びた背景には、新型コロナウイルス下での衛生意識の高まりや健康志向などが反映されたとみられる。マスクを着けた生活が長期化するなか、自分の口臭が気になるなどの理由で自宅でのセルフケアに励む人も増えているようだ。

ゴールド賞のサンスターの「ガム・お口/のど殺菌スプレー」は、手軽に口の中を殺菌・消毒できるのが特徴。サンスターは「スプレーの後味が口の中に残らずスッキリとした感覚が続く点も評価されている」と説明。在宅勤務の合間の気分転換も兼ねて使用する人も多そうだ。

20年度の来店客千人当たり販売金額は前年度比で69.6%増加した。21年5月から4カ月連続で来店客千人当たり販売金額は前年同月比2桁増となっている。

プレミアム賞のライオンの「システマハグキプラスハミガキ増量品」は20年度の来店客千人当たり販売金額が19年度の約2.8倍に拡大した。

セレクション賞ではジョンソン・エンド・ジョンソンのデンタルリンス「薬用リステリン トータルケアプラス」と、発売元がアース製薬の歯みがき「シュミテクト 歯周病ケア」など3商品を選出した。