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その不調「有害金属」が原因かも? 「解毒力」を高めよう(1) 日経ヘルス・フォーメン

2011/9/2

なんだか疲れが抜けない、風邪を引きやすい……、そんな不調を抱えていたら、その原因は体内にたまった「毒」かもしれない。放射能も不安だが、それ以前に有害金属という毒が体をむしばんでいる可能性がある。それは突き出したメタボ腹にも関係があるらしい。まずは、体の「毒」をチェックしよう。

日々の生活の中で、少しずつ“毒”がたまっていく

 

糖質、たんぱく質、脂質、ビタミンと並ぶ五大栄養素のひとつに、ミネラルがある。日本語では「鉱物」「無機質」と訳される。その中には、カルシウム、鉄、亜鉛など、生きていくうえで欠かせないものもあり、特にこれらを必須ミネラルと呼ぶ。

一方、「百害あって一利なし」のミネラルもある。それが水銀や鉛といった「有害金属(有害ミネラル)」。大量に水銀をとれば水俣病を、大量にカドミウムをとればイタイイタイ病を引き起こす。いわば“毒”といってもいいだろう。

これらの有害金属は、土や海水、そして食品の中にも含まれる。少しずつではあるが、私たちの体内に入り、やがてさまざまな不調を招く。横倉クリニック(東京都港区)の横倉恒雄院長は、「検査をしても異常が見つからないのに体調が悪いという人は、有害金属がたまっている可能性が高い」と話す。

【あなたの“毒”をチェック】

解毒(デトックス)研究の第一人者大森隆史院長考案の有害金属蓄積度チェック。どんな不調があるか、生活習慣の様子などで「毒素」の蓄積度がわかる。実際の蓄積量を正確に調べるには、毛髪検査や尿検査がある
当てはまるものチェックの数が
0~5項目  体内汚染が進んでいる危険性は少なめだが油断は大敵。食生活に注意し解毒を心がけよう。
6~12項目  かなり体内汚染が進行中。生活習慣を見直し、積極的に解毒を心がける必要がある。
13~20項目  確実に体内汚染が進行しており、何らかの健康障害が起こっているのでは。毎日の解毒を。検査もお薦め

昔の人は解毒作用の強い野菜をよく食べていた。ところが現代人は野菜を食べなくなり、汗をかく機会も減ったため、なかなか毒が出ていかない。

数年前、女性の間でブームになった「デトックス」とは、これらの有害金属を体外に排出すること。決して単なる美容法ではない。「むしろ外食の機会が多く、食事の量も多い男性の方が有害金属はたまりやすい」と、銀座上符(うわぶ)メディカルクリニックの上符正志院長は指摘する。特に水銀の蓄積量は、一般に男性の方が多いという。

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