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手のひらの「大画面」が創る新市場~始動・7インチ大競争

2012/11/30

スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)よりは大きいが、米アップルのiPadなど10型前後の液晶ディスプレーを備えた既存のタブレットよりは小さい。そんな特徴を持つ7型前後の小型タブレットが、次々に登場。その存在感を高めている。

7型クラスのタブレット端末は、スマートフォンと10型クラスのタブレット端末の中間サイズ。スマホより大画面で、かつ片手持ちしやすいという「いいとこ取り」を狙う

30日にアップルの7型タブレット「iPad mini」の携帯電話内蔵モデルが発売になる。秋ごろから相次いで登場した7型タブレットは、本命とされる同端末がいつでもどこでも通信できる機能を搭載することで、一気に競争状況に突入する。メーカー各社はユーザーの手のひらに収まる「大画面」を備え、簡単に持ち運びしながら使える端末として、新しい市場を切り開こうとしている。

■日常生活に違和感なく溶け込めるサイズ

「7型というサイズは、タブレット端末が登場する前から既に人間の生活になじんでいる」――。NECの西大和男パーソナルソリューション事業本部長はこう指摘する。「例えばカラオケボックスにあるリモコン。客はリモコンを当たり前のように使い、マニュアルを読まなくても自然にタッチパネルで歌いたい曲を検索して登録している。実はカーナビゲーションシステムもデジタルフォトフレームも同じサイズだ」

主な7型タブレット

7型サイズの端末は、日常の生活に違和感なく溶け込める可能性があるようだ。NECは徳島県神山町で高齢者向け見守りサービスの実証実験を行った際、町内の高齢者世帯にタブレット端末を配布した。「(共同で実証実験を行った)CATV会社の担当者は10型タブレットを勧めていたが、実際には多くの高齢者が7型を選んだ。外に持ち出さず家庭内だけで使うとしても、10型タブレットは存在感がありすぎたようだ」(西大本部長)

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