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担当マネジャーが明かす、人気急上昇男優・女優の成功戦略 日経エンタテインメント!

2011/7/4

■桐谷健太 30歳での成功目指し 『ROOKIES』効果で来たCM話を全部断る

きりたに・けんた 1980年2月4日生まれ。映画デビューは2003年『ゲロッパ!』。以降、井筒和幸監督作に多く出演。2011年2月、1年で最も活躍した新人に贈られる「2011年エランドール賞」を受賞。4月スタートのドラマ『JIN‐仁‐』に、若手医師役で出演

桐谷健太の知名度を上げたのは、学ラン姿でハイテンションな高校球児を熱演した2008年のドラマ『ROOKIES』(TBS系)だろう。以後、順調にタレントパワースコアを伸ばし、30歳になった2010年は『BECK』など3本の映画に出演。NHK大河『龍馬伝』で龍馬の弟分である池内蔵太を演じ、ドラマ『黄金の豚』では、事なかれ主義のクールな官僚役に挑むなど、引き出しの多さを見せつけた。

だが、道のりは順風満帆ではなかった。高校卒業後上京してモデル、芸能活動を始めるも、仕事がない日々が3年ほど続く。2002年、22歳で3社目となる現所属事務所(ホットロード)に移った。

ホットロード社長・本間那津子氏は、「実力が伴わない知名度は不要」と言う。「一流の監督やプロデューサーに“使いたい”と思われること」を第一目標に、「一作一作懸命にやって、30歳までに力をつける」と長期戦略を掲げた。

2002年、連続ドラマ『九龍で会いましょう』(テレ朝)でデビュー。以降、1話に数秒しか映らない小さな役でも真摯に演じた。そんな積み重ねで、2005年にTBSドラマ『タイガー&ドラゴン』で岡田准一の陽気な友人役として起用される。その縁でTBSの出演作が増え、『ROOKIES』の配役につながった。

ドラマのヒットを受け、ひげそり、カップ麺などCMの出演依頼が20社以上からきた。ところが、話をすべて断った。「健太じゃなく『ROOKIES』の役柄をそのまま念頭に置いた依頼。イメージを固定させすぎたくなかった」。『ROOKIES』の次は、映画『クローズZERO』で病気を患ったスマートな高校生を演じる。続く2009年も、『流星の絆』『JIN‐仁‐』で名脇役として知名度を上げた。そうして2010年、30歳を迎えた。

「いくつになっても必要とされる役者でいてほしい。だから、ずっとブレイク一歩手前でいいんです」。2011年は、新境地となる役どころの出演オファーも来ている。

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