事前確認を怠るな 電子書籍、機器とサービスの「相性」ゼロから始める「電子書籍」完全ガイド(2)

このほかKindleでは、クラウドを利用してPDFなどのファイルを転送することもできる(図7)。Kindleサービスを利用すると、登録した機器ごとに電子メールアドレスが割り当てられる。そのアドレスにPDFなどのファイルを添付して送信する。すると、自動的に対応する機器にファイルがダウンロードされるという仕組みだ。同時に、利用者向けに用意されたクラウド上の記憶領域にも保管されるので、別の機器で利用したい場合は、クラウドからダウンロードできる。

図7 Kindleの場合、アマゾンが提供する5GB分の個人用クラウドストレージが利用できる。Kindleに登録した機器には、それぞれ個別のメールアドレスが割り当てられる。そのアドレスにPDFファイルなどを添付したメールを送ると、機器に転送されるのと同時に、クラウドにも保管され、ほかの機器でもダウンロードできるようになる

読みたい本はあるか、機器は対応しているか

最後に、具体的な電子書籍サービスについて見ていこう。ネット上には、扱っている書籍の種類や品ぞろえが異なる、数多くの電子書籍サービスがある。一般的な書店のように品ぞろえの豊富さを誇るもの、出版社が自社の刊行物を中心に提供しているもの、著作権切れの作品を無料で提供しているものなどさまざまなタイプがある。

既に説明した通り、サービスごとに対応機器は異なる。読みたい本があるか、利用する機器に対応しているかが、サービス選びのポイントになる。書店のように数多くの書籍を販売しているサービスのうち、代表的なものを図8にまとめた。

図8 国内で利用できる主要な電子書籍販売サービス。サービスごとで利用環境や品ぞろえなどは異なる。また、個々の書籍によって対応機器が制限されるケースもある
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