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ネット都市伝説、「匿名ならSNSで身元バレず」はウソ

2014/4/5

人から人へまことしやかに伝わる“ 都市伝説” は昔から尽きない。インターネットの世界にも、都市伝説のように真偽が定かでないまま流布している知識が多数存在する。インターネットにまつわる都市伝説を取り上げ、その真偽に迫る。

【都市伝説1】 匿名にしておけばSNSで身元はバレない

結論:投稿内容や簡単なプロフィールから個人が特定されたケースもある

毎年のように発生するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の炎上事件。投稿した本人は悪ふざけのつもりでも、別のユーザーに拡散され、不特定多数のネットユーザーに個人情報が暴露されてしまう。

SNSを匿名で使っていたとしても、炎上をあおる一部のネットユーザーは、SNSに登録されている断片的な情報を手がかりにして調べ上げることもある。

SNSで不適切な投稿をしたユーザーが特定される事例が絶えない(左)。右はTwitter(ツイッター)で炎上したユーザーが判明されるまでの過程の例。一部のネットユーザーはアカウント名や投稿内容など断片的な情報から個人情報を次々に調べ上げていく

例えば、アカウント名から本名を推測する、プロフィールやリスト、フォロー関係から学校や職場を洗い出すといった具合だ。投稿した内容も人物特定の材料になる。実際の炎上事件でも、写真の風景や人物、位置情報などを調べ上げて、職場や行動パターンなどを特定した例がある。

SNSを利用する以上、個人情報を完全に伏せるのは難しい。個人の特定につながる内容を回避したつもりでも、投稿を繰り返すうちにある程度の情報は出てしまう。公開範囲の制限という手段もあるが、知人の誰かが転載すれば流出する。肝心なのは、節度を持って利用することだ。

【都市伝説2】 クラウドサービスはネットにつながないと使えない

結論:サービスによっては、オフラインで利用するための機能を用意している

Webサービスは、ネットにつながる場所ならどこでも使えるのが強みだ。半面、電波が届かない「圏外」だと、途端に使えなくなる。

その弱みはオフライン機能で補える。データをローカル側にも保存しておき、ネットにつながっていないときにそれを利用。再びオンラインになったときにクラウド上のデータと自動的に同期する仕組みだ。

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