さらば紙の手帳、多様なアプリでスマホが断然便利に

紙の手帳が担ってきた役割のほとんどは、スマートフォン(スマホ)で代替できる。特に予定の管理は紙の手帳より便利。気に入ったデザインのアプリも選べる。支出管理などのメモも、専用アプリならもっと簡単だ。2014年は“スマホ手帳”をお薦めする。

ビジネスパーソン必携のツールである手帳。毎年恒例の手帳選びを楽しみにしている人もいるだろう。しかし、スマホがあれば、手帳のほとんどの役割は代替できる。使ったことがない人にとっては予想以上に便利で、しかも簡単に使いこなせる。

昨年末に紙の手帳を買ってしまった人も、一度、スマホ手帳を試してはいかがだろうか。

パソコンとの連携で便利度アップ

図1 紙の手帳の役割をスマホで置き換えたときの例を示した。連絡先管理は、通話機能とリンクした標準の連絡先アプリを使うのが現実的。スケジュール管理や日記は、標準のカレンダーアプリまたは各種の手帳アプリで代替できる。さまざまな記録には、専用の記録アプリを利用する

一般的な手帳は、月間予定表、週間予定表、メモ、アドレス帳、そして路線図や年齢早見表などの付録といった構成になっている。連絡先や予定を記入し、必要に応じてメモを取るのが基本的な使い方だ。これらは、スマホを使い、さらにパソコンを連携させればもっと便利にできる(図1)。

連絡先については、紙で管理するメリットがほとんどない。通話やメールのアプリと連携する「連絡先」アプリに登録しておけば、ワンタッチで電話をかけたり、メールを作成したりできるからだ。

予定の管理もスマホが便利だ。デジタルなら紙と違って記入スペースに制限はない。予定を忘れないようにアラームなどで通知する機能もある。月間表示や週間表示に切り替えるのも簡単だ。

図2 スマホで予定を管理するなら、連携が容易な「Googleカレンダー」を併用しよう。iPhoneもAndroidも、標準アプリを含めて多くのアプリが対応している。パソコンからも使える

手帳のメモ欄は、支出や読書、面会など、さまざまな記録に使われる。その用途も、スマホ用の記録アプリで代替可能。紙のレシートを写真撮影するだけで支出が記録できるなど、入力の手間を省けるアプリも多い。

なお、手書きの文字や図を残す用途では、まだ紙の手帳が優れている。多くのスマホのタッチパネルは静電容量式で、ペンを使った細かな入力に向かないからだ。

人気の「Googleカレンダー」と同期

まずは、スマホに最初から搭載されている予定表アプリを使いこなそう。Android(アンドロイド)では「Googleカレンダー」、iPhoneでは「カレンダー」が標準の予定表アプリだ。なお、Android搭載機の場合、スマホメーカーが独自のアプリを入れていることもある。

これらは、Web上の「Googleカレンダー」とデータを同期できる(図2)。パソコンのWebブラウザーで入力した予定をスマホで見ることなども可能だ。

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