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職場の知恵

2012/8/22

職場の知恵

~日頃よく使う言葉や、心に浮かぶ考えから“思い込み”を直す5つの質問~

無意識に発している言葉、当たり前のように心の中にある考えには、“思い込み”が潜んでいる場合が多いもの。以下の5つの質問をぶつけることで、偏った思考から離れることができます。

質問1 「その思いは、事実に基づいている?」

自分の思いは客観的に見て、事実に基づいているのかを考えてみよう。もし事実といえないなら、その思いは単なる自分の主観にすぎず、苦しんでまで固執する必要はない。

こんな思いを持ったら
「彼がいなくなったら、私は生きていけない」
主観であって事実ではない
 どんなに好きな彼でも、別れが生命を左右することはまずない。客観的な事実に則せば、彼にしがみつきたい気持ちも冷静に制御できるはず。「もっと素敵な人と出会える可能性もある」という事実にも目を向けて。
 
こんな思いを持ったら
「結婚して子どもを産まなければ、幸せになれない」
主観であって事実ではない
 幸せの形は人それぞれ。結婚や出産をしないからといって、不幸になるわけではない。シングルで魅力的な人、幸せそうな人に目を向ければ、「結婚しなくても、私なりに幸せに生きていける」と考えられるのでは。

質問2 「その思いは、命や健康を守るのに役立つ?」

恨みや怒りなどの思いを抱き続けていると、ストレスの原因になるどころか、心身に害を及ぼす。「自分の体にとってなんの得にもならない」と思えれば、思い込みを解き放てる。

こんな思いを持ったら
「私のことを傷つけたあの人を、一生許さない」
その思いは生命の維持に役立たない
 相手に対する憎しみは生命の維持には役立たないし、ネガティブな感情を抱えたまま心の健康を取り戻すことはできない。傷ついた自分を十分にいたわった上で、後ろ向きな感情を手放し、前に進む勇気を持とう。

こんな思いを持ったら
「ダイエットしても、どうせやせられない」
その思いは生命の維持に役立たない
 ダイエットの必要性を感じていた場合、「自分にはできない」と決めつけたところで、体が健康になるわけではない。「少しやせられたらいいな」くらいの考え方をしたほうが気軽に取り組めるし、心も健康でいられる。
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