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仕事の納得感、60歳の自分を想像することから

2014/3/3

 終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 人材育成コンサルタントの河野真理子さんに「ワークライフマネジメント」について教えていただきました。

 30歳のクリスマスイブ、40歳のお正月、60歳の誕生日……あなたはどこにいて何をしていたいですか?

 一人なら自由で楽しいですけれど、介護や病気も一人で対処しなくてはいけません。子どもを持つと、楽しい出来事がある反面、お金もかかりますし、子育ての不安もあります。「老後が不安」という人は多いですが、漠然としているから不安になるのです。一度ぜひ、「自分がどうありたいのか」を具体的にイメージしてみることをおすすめします。

 私が皆さんに紹介したいのは「ワークライフマネジメント」という考え方です。この言葉を聞くと、子どもがいる人だけの話だと思う方がいるのですが、そうではありません。「ワークライフマネジメント」とは、「自分がどうありたいのか」という価値観を大切にしながら仕事と人生を、自分の手でマネジメントしていく考え方です。子どもがいるかいないかに関係なく、すべての人に大切にしてほしい考え方です。

 今の日本女性の平均寿命を知っていますか? 2012年のデータで86.41歳です。あくまで「平均」ですから、多くの方は90歳以上まで生きることになります。65歳に定年を迎えてからさらに25年あります。この25年、せっかくなら楽しく生きたいですよね。習い事をしたり、たまには旅に出たり……しかしどれもそれなりにお金がかかります。

 「退職してそれで終わり」ではなく、そのあとに、契約社員や業務委託などの形でコアスキルやサブとなるスキルを生かしてほそぼそと5年、10年働き続けるのも一つの手です。もちろんそうなるためには、繰り返しになりますが、自分のコアとなるスキル、そしてそれを補完するようなサブスキルを磨いておく必要があります。

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