「新三人娘」から「98年組」まで J-POPライバル対決史日経エンタテインメント!

[1998年-]

■J-POP史に残るカリスマが続々登場の奇跡の年(1998年デビュー組対決)

1年を通して、次々と有力女性アーティストがデビューした1998年(ほかにKiroro、モーニング娘。も)。R&Bというジャンルを日本に定着させたMISIAがファーストアルバムでWミリオン(200万枚)、挑発的な巻き舌ボーカルや文学的な歌詞で徐々に人気を集めた椎名林檎がデビュー2年後にアルバムがWミリオン達成など、個性的なアーティストが多いのが特徴だ。セールス面では浜崎あゆみと宇多田ヒカルが突出し、2001年3月28日には、両者のアルバム(宇多田は2nd『Distance』、浜崎はベスト盤『A BEST』)が同日に発売され、ニュース番組で報道されるほど大きな話題に(ちなみに、オリコンアルバムチャートでは両者とも週違いで1位を獲得)。消耗の早い女性歌手の中で、この5組はデビューから10年以上たつ現在もアルバムチャートのトップ3に入るヒットを飛ばしている脅威の世代だ。

【表の補足】
表中に付けた注釈の内容は以下の通り。*1…最初の解散までを対象とする *2…シングルセールス25万枚以上 *3…シングルオリコンチャート1位獲得数 *4…メインのテレビレギュラー番組数 *5…デビュー時 *6…シングル25万枚以上のヒット *7…楽譜や歌詞集メインのものは除く *8…シングルもしくはアルバムで、直近で1位になった時期と年齢 *9…アルバム50万枚以上のヒット *10…25万件ダウンロード(プラチナ認定)以上
データの出典…レコード、CD 売り上げはオリコン調べ(2011年5月1日付まで)。着うたは日本レコード協会認定。ヒット作には、コラボシングルやベスト盤、リミックス盤も含める。また同一楽曲の種類違いの売り上げは合算して1作としてカウント

(日経エンタテインメント! 吉岡広統、ライター つのはず誠)

[日経エンタテインメント!2011年7月号の記事を基に再構成]

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