【アマゾン】 Kindle Paperwhite
アマゾンが提供しているKindleシリーズの最新機種は、米国で販売されていた従来機種同様に電子ペーパー(E-Ink)を採用したKindle Paperwhiteと、Android(アンドロイド)OSがベースとなった「Kindle Fire(キンドルファイア)」の2機種になる。
さらにKindle PaperwhiteにはWi-Fi(無線LAN)モデルと3G(第3世代携帯電話)モデルが、Kindle Fireには通常モデルとHD(ハイビジョン)モデルがあり、どれを選べばよいか悩むところだ。
コストパフォーマンスを追求するなら、コボ(カナダ)を買収した楽天が発売する専用端末「kobo glo」と同じ価格帯のKindle PaperwhiteのWi-Fi版がいい。7980円で購入できる。しかし、1万2980円の3G版を選べば、Wi-Fi環境がない場所でも、携帯電話会社の3Gネットワークで通信できるため、いつでも本が購入できる。しかも、3G回線の使用料は無料。残念ながらインターネットはブラウズできない(ブラウザーは装備しているが、利用にはWi-Fi環境が求められる)が、場所を選ばず自由に本が入手できる。
カラー画面で読書を楽しみたいなら、Kindle Fireを選ぶべきだろう。通常モデルとHDモデルの2タイプあるが、一番の違いは、画面の解像度。CPU、メモリー容量、スピーカーなども異なる。
内蔵メモリーは通常モデルが8GBで、HDモデルが16GBと32GBの2タイプ。HDモデルでは、ドルビー対応のステレオスピーカーを搭載しており、音楽や映像が迫力の音で楽しめる。音楽や動画はファイルサイズが大きいことから、AVコンテンツもしっかり楽しみたい人は、32GBを選んだ方が無難だろう。
バッテリー駆動時間もHDモデルが約11時間(通常モデルは約9時間)と長い。