時間とお金をムダにしない 飲み会の上手な選び方&断り方

新年会に歓送迎会…。この時期に増える飲み会。すべて参加していては、お金も体力も持たない。そこで、20代、30代それぞれ世代別に必要な飲み会の選び方と、上手な断り方を紹介します。自分にちょうどいいバランスで予定を入れて、酒席を楽しみましょう。

「飲み会には大きく分けて2種類ある。自分を成長させるための飲み会と、自分を癒やすための飲み会です」。こう話すのは、人材育成コンサルティング会社FeelWorks代表の前川孝雄さん。自分の成長のための飲み会とは、会社の上司や先輩、取引先との飲み会や、異業種交流会など、公的な要素の強いもの。癒やしのための飲み会とは、学校の同級生や昔からの友人など、気の置けない仲間と集まる私的なもの。

「公的な飲み会だけでも疲れてしまうし、私的な飲み会だけでも視野が狭くなる。自分に無理のない範囲で、両方のタイプに参加することで、バランスの取れた人になれるのです」(前川さん)。

参加すべき飲み会は20代と30代以上で変わる

公的な飲み会の中には、仕事関係のものと、仕事とは関係なく交流を目的としたものがあるが、「世代によってその比重の置き方は変えたほうがいい」と前川さん。「20代の間は、会社の飲み会はできるだけ断らずに参加するべき。上司や先輩の仕事の話を聞いているだけで、吸収できることがたくさんあるからです。一方、仕事に慣れた30代以上なら、積極的に社外の人と交流したほうがいい。自分の立場を客観的に見ることができ、仕事の視野も広がります」(前川さん)。

最近は20代と30代以上で、「本来あるべき方向性と逆転している」と前川さんは警鐘を鳴らす。

「20代が会社の飲み会に参加せず、勉強会や異業種交流会などに熱心で、30代・40代は会社の仲間内でクダを巻いている印象がある。そんな自分に気付いたら、意識して行動を変えてみてほしい。今まで避けてきたタイプの飲み会に参加することで、思わぬ収穫が得られて、自分の成長を実感できると思いますよ」(前川さん)。

【飲み会には2種類ある!】
1 自分を成長させるための飲み会
初めて会う人や目上の人がいる公的な集まりで、緊張感はあるが刺激を得られる飲み会。職場の忘年会や社外の人との交流会などがこれに当たる。会話力や気遣い力など、様々な力を発揮することで、自分の成長につながっていく

2 自分を癒やすための飲み会
学生時代の友人や幼なじみなど、気の置けない仲間で集まり、心からリラックスできる飲み会。仕事の緊張やストレスで疲れ切っていたり、悩みを聞いてもらいたいときなどは、こうした会で自分を癒やしてあげることが大切だ
どちらかに偏らず、両方の飲み会をバランスよく入れるのがおすすめ
今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら
今こそ始める学び特集
ブックコーナー ビジネス書などの書評はこちら