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「スマホが月額0円」 安い通信会社を使いこなす MVNOサービス選び(上)

2012/7/19

スマートフォン(スマホ)にかかる費用を節約したいなら、NTTドコモなどよく知られた通信会社とは異なる会社と通信契約を結ぶ方法があります。日本通信をはじめ「MVNO(仮想移動通信事業者)」と呼ばれる通信会社が提供する料金プランを利用するのです。例えば、使わない月は基本料金が0円になったり、ある程度使っても1000円以内に収まったりするなど、魅力的な料金体系が目白押しです。特に「多少不便が伴っても出費を安く抑えたい」という人にお薦め。2回に分けて、MVNOサービスの選び方を解説します。
写真1 格安SIMは、クレジットカードサイズの「外枠」付きで販売されていることが多い

通常のスマートフォンは、裏側のカバーを外すと、指先ほどの小さな「SIMカード」を抜き挿しできるようになっている。これを取り換えることで、他の通信会社を利用できる場合がある。スマートフォンは装着しているSIMカードによって、通信の事業者が決まるのだ。最近増えているスマートフォン向けの格安料金プランは、MVNO各社が独自のSIMカードを通じて提供している。

当然ながら、スマートフォンは別途用意しなくてはならない。まだ持っていない人は、「白ロム」と呼ばれるSIMカードの入っていない端末を手に入れるといいだろう。新品のほか、中古品も販売されている。もちろん、現在持っているスマートフォンに格安SIMを入れて使うことも可能だ。

スマートフォンと格安SIMを手に入れたら、通常は説明書を見ながら自分で設定をする。

■エリアは問題なし、速度に制限多し

SIMカードは通常、クレジットカードサイズで売られているが、スマートフォンに装着する際はSIMカード本体をクレジットカード大のプラスチックなどの枠から取り外して使う(写真1)。なお、米アップルのスマートフォン「iPhone」やソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia acro HD」など、本体の側面から抜き挿しする特殊なタイプのスマートフォンもある。

表1 こんな会社が参入している  格安SIMを提供している通信会社は、NTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイルなどと異なり、自社で通信網を持たないのが特徴。他社から通信網を借りて、広いエリアをカバーしている。こうしたMVNO(仮想移動通信事業者)にはインターネットプロバイダーが多いが、それ以外の企業も続々と参入してきている。

現状、格安SIMを提供している通信会社の大半は、NTTドコモと提携してMVNO事業者(仮想移動体通信事業者)となっている(表1)。MVNOとは、自社で通信網を持たずに、他社から借りて提供している会社のこと。従って、NTTドコモのサービスと同じエリアが使えるというわけだ。

NTTドコモの通信網を活用するMVNOサービスには現在、ドコモの高速データ通信「Xi(クロッシィ)」へ対応している料金プランもある。Xiの利用エリアはまだ広くはないが、こうしたプランではXiのエリア外でFOMAの通信網を利用する。FOMAはエリアの広さで定評があるだけに、電波が届かないといった心配はほぼ無用だろう。

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