疲れた肌がみるみる蘇る 夜5分マッサージ
マッサージ前にしっかり水分を入れ込む
マッサージをする際は、乳液やクリームなどをたっぷり塗って、指の滑りをよくして行いましょう。より効果を高めるために、マッサージ前にローションパックをして、肌を水分で満たすのが外丸流。肌が潤して、あとから使うスキンケア製品の浸透を高め、さらにマッサージで血行やリンパの流れをよくして、効果を最大限に引き出しましょう。
【1】
2枚に裂いて、指で引っ張って伸ばしたコットンにたっぷりと化粧水を含ませる。化粧水を含ませたコットンを額、両ほほ、あごにのせ、数分おく。あごのコットンはあご下まで覆うようにのせること。
【2】
あご先を人さし指と中指で挟み、そのまま耳の下までグーッと流す。
【3】
次に、額に4本の指の腹を当てて、顔の中心から外側へ流す。同様に目の下、ほほも顔の中心から外側へ流す。
【4】
耳を人さし指と中指で挟み、上から下へ流す。耳の下まできたら、そのまま指の腹で首の横をさすり、鎖骨の上を通って肩へ流す。これでリンパの流れを促す。
【5】
左手で右の首筋から肩先までさすり、肩の先をグッとつかむ。反対側も同様に行う。肩や首の血行がよくなり、コリやむくみ、くすみが軽減される。
【6】
左手で右肩をつかんだら、軽く圧をかけたまま鎖骨の上を通り、体の中心まで流す。反対側も同様に。
【7】
鎖骨の下を親指の腹で痛気持ちいいくらいの力で押す。鎖骨の下に指がグッと入る場所があるので、そこを探してプッシュする。
【8】
耳を指でつかみ、下に引っ張りながらグルグルと回す。耳の上から下へつかむ場所を変えて、3、4カ所行う。
【9】
首の付け根(耳の後ろあたりのへこんでいるところ)を親指の腹でグッと押す。上へ持ち上げるようにプッシュしたり、グリグリともむようにしても。あごを上げて、頭の重さを利用すると、より圧がかかってほぐれる。
この人に聞きました
専門学校卒業後、都内ヘアサロンワークを経てフリーのヘアメイクを経験。2005年から現在のヘアメイク事務所である「NU YARD」所属。男性・女性問わず、映画・舞台のヘアメイクを手がける傍ら、『FRaU』『SWITCH』などの雑誌でも数多くの女優・タレントを担当。
(ライター 石河美穂子)
[nikkei WOMAN Online 2013年5月23日掲載]
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