足裏の筋肉を鍛えて扁平足、外反母趾を解消ゆがみリセット学(11) 竹井仁

自分の足は大丈夫かな?外反母趾の症状が進んでいるかも……と心配になったら、簡単なチェック方法があるのでやってみましょう。

素足になり、足指を「パー」にするよう意識してみましょう。素直に親指が外側に開くようなら、大丈夫。扁平足改善の「足裏エクササイズ」に進みましょう。一方、意識しても親指が外側に開かず、逆に閉じる方向に力がかかってしまうようであれば、外反母趾の可能性が高いでしょう。この場合、やみくもに足指を開閉させると、どんどん外反母趾を強める力を加えかねません。まずは以下で紹介する外反母趾ケアを行った上で、足裏の筋肉を鍛える「足裏エクササイズ」に進みましょう。

自分の力で足指を動かし足裏筋を鍛えよう

扁平足を改善する「足裏エクササイズ」は、足指5本をしっかり使ってタオルを「握る」「持ち上げる」「離す」という3動作を行うだけ。とってもシンプルですが、舟状骨を引き上げる筋肉をまんべんなく鍛えることができます。

X脚やO脚気味の人は、足指を動かそうとするとどうしてもひざが正面からずれて内側、あるいは外側に動いてしまう傾向にあるので、常にひざが正面に向いているかチェックしながら行いましょう。

「握る」動作では、のべーっと伸びてしまっている長母趾屈筋と長趾屈筋を使って足底をぎゅっと縮めます。「持ち上げる」動作によって、舟状骨を引き上げる後脛骨筋が働く。弓をぐーっと引くようにして前脛骨筋を働かせることで、足のアーチを高くするようにタオルを持ち上げましょう。続いて、タオルをぱっと「離す」と、母趾外転筋本来の「親指を開く」という働きを刺激できます。右足で行いつつ、左足で、シワが寄ったタオルを元の位置に戻しながら、何回も繰り返しましょう。

 

それぞれの動きは丁寧に、一動作につき5秒は止めましょう。最初は左右で10回から、目標は10回を3セットです。2週間、本当にこの回数をまじめに続ければ、足のアーチが高くなり、偏った足指の骨の並びも修正され、扁平足が改善された、と実感できるはずです。タオルの上にはペットボトルの重しを。500ml入りのものから始めて、2~3kgの重みでもできるのを目標に。大変ですか?

でも、砂地を足裏でつかんで走り回るビーチバレーの選手は、7~8kgはいけますよ(笑)。そのくらい、人の足裏には柔軟性や収縮力が秘められている、ということですね。

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