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AKB48、未来をかけた「選抜総選挙」の行方

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NIKKEI STYLE

 2013年末の『NHK紅白歌合戦』で大島優子が卒業を発表。絶対的エースの卒業が象徴するように、近年のAKB48グループではメンバーの世代交代が加速。同時に"次の顔"を探し、育てるための動きが激しくなっている。2013年11月の「ドラフト会議」を皮切りに、「大組閣」「チーム8」設立など新たな試みを続けるAKB48グループ。次の時代を引っ張る新しい顔は登場するのか。その答えは「第6回AKB48選抜総選挙」で明らかになる。

国民的アイドルになり数年が経過して、AKB48人気は落ち着いたと見る声も少なくない。しかしデータを見れば、2014年5月のシングル『ラブラドール・レトリバー』が発売初日に146万2000枚を売り上げ、17作連続、通算18作目のミリオン突破となり記録更新。その人気は衰えを見せていない。

だが、スタッフやメンバーに危機感がないわけではない。この1年で大島の他、篠田麻里子、板野友美とトップから3人が卒業。彼女たちに代わってグループを引っ張る存在の成長が待たれており、そのための一手として、「ドラフト会議」や「大組閣」などが行われた。

人材交流により組織を活性化

「AKB48の未来を考えると、今回の組閣が行われた意味は大きい」と語るのは、AKB48の楽曲のディレクターを務める湯浅順司氏だ。「かつてSKE48の松井珠理奈が、『大声ダイヤモンド』で11歳にして初めてAKB48の選抜メンバーに選ばれたとき、篠田麻里子が礼儀作法の基本から細かく教えていた姿を見たことがあります。今回の組閣でも、兼任や移籍で他の姉妹グループと初めて交流するメンバーが、様々なノウハウを受け継ぐでしょう。それを自らのグループに持ち帰ることで、各グループがレベルアップするはずです」と湯浅氏は話す。

2014年6月7日には、6回目となる「AKB48 37thシングル選抜総選挙」の開票結果イベントが、味の素スタジアムで行われる。今回の総選挙では、発表される順位が、2013年の64位から80位まで拡大された。これは、より多くのメンバーにスポットを当てる狙いがある。

2014年の総選挙の注目ポイントは3つ。まずはグループの顔である「ポスト大島優子」争いだ。2013年1位の指原莉乃と、1位を狙うと公言している渡辺麻友の戦いに、既に選抜入りし、キャリアを重ねてきたメンバーたちがどこまで絡んでくるか。次のAKB48を引っ張る候補として名前が挙がるのが、島崎遥香と横山由依。姉妹グループからはNMB48の山本彩と渡辺美優紀。そして、SKE48からは珠理奈と玲奈のW松井に加え、須田亜香里の大躍進が期待される。

続いては、16位までの「初選抜」は誰か。前述の通り、卒業によって最低3つの選抜枠が空く。特に伸び盛りの10代で、ここに飛び込むメンバーがいるのかが注目される。AKB48からは"おバカ"キャラを生かし、バラエティーやCMで目にする機会の増えた川栄李奈、グラビア人気も高い入山杏奈。2013年秋にショートカットにイメージチェンジし、指原に続くHKT48の顔として知名度を上げている宮脇咲良らが挙げられる。

目線はその先へ、「次の次」の世代にも注目

3つ目は、順位が発表される80位までの「初ランクイン」組。2014年4月6日にはファンの投票で順位を決める"楽曲版AKB48総選挙"とも言うべき、「リクエストアワーセットリストベスト200 2014」が発表された。そこで1位には、2012年に加入した14期生を中心に作られた旧チーム4の楽曲『清純フィロソフィー』が輝いた。ここに所属していた小嶋真子、岡田奈々、西野未姫をはじめとする、活動1~2年の若い次世代メンバーにもスポットが当たりそうだ。

AKB48の15期生、向井地美音(むかいち・みおん)は子役として活動してきた16歳。同じく子役のキャリアを持つ大島優子に「リクエストアワー」で『ヘビーローテーション』のセンター指名を受け知名度を高めた。

HKT48では2013年に3期生として加入し、「なこみく」の愛称でキュートな笑顔を振りまく、12歳コンビの矢吹奈子と田中美久の人気が急上昇中。2013年末に入ったばかりのドラフト生からは、やはり12歳コンビの「ナマイキッズ」こと後藤萌咲(もえ)と下口ひなな(ともにAKB48)も公演で熱い声援を集める。

組閣でAKB48兼任が発表された乃木坂46の生駒里奈も立候補。乃木坂46は公式ライバルという位置づけで総選挙には参加できなかったので、既に知名度の高い彼女が、どのくらいの順位にランクインするかが注目される。さらに、AKB48の5番目の新チームとして3月に結成したばかりの「チーム8」のメンバー47人も全員が参戦している。

大島優子卒業以降のAKB48を誰が引っ張るのか、そして初のランクインを果たし次の次の世代として名乗りを挙げるのは誰か、それがお披露目されるのが、この今回の総選挙というわけだ。

湯浅氏は今年の総選挙について、「顔ぶれが変わるだろう"今のAKB48"の姿を、いかに多くの方に知ってもらうかが重要な課題になる」と語る。

ドラフト会議で加入したメンバーやチーム8の今後などの詳細も、今回の総選挙で、発表される可能性がある。

加えて、総選挙の翌日には、荒天のため延期となった大島優子の卒業セレモニーも同会場で控えている。今年の選抜総選挙は史上最大級の注目イベントとなるだろう。

「選抜総選挙」3つの注目ポイントと要注意メンバー

【1:トップ争い】
 2013年の「神7」から、大島優子と篠田麻里子が卒業。明日のAKB48の「顔」を狙うメンバーたちがどこまで順位を伸ばすか。
【2:初選抜入り】
 10代の若手メンバーたちが、この1年間の活躍を後押しに、3人が卒業した16位以内への初選抜入りにチャレンジする。
【3:初ランクイン】
 新鮮なメンバーを推すコアなAKB48グループファンに支持されている、将来有望な期待株が初ランクインを目指す。

(ライター 高倉文紀 写真 辺見真也、川栄李奈、宮脇咲良) (C)AKS

[日経エンタテインメント! 2014年6月号の記事を基に再構成]

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