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ゼロカロリー、糖質ゼロ 「太らない甘さ」の秘密 日経ヘルス

2013/2/17

ダイエット中の人が見逃すことができないのが「ゼロカロリー」「糖質ゼロ」を売りにしている飲料やお菓子。飲んだり食べたりすると甘いのに、どうしてゼロなのか? 本当に太らない? 健康への影響は? 「太らない甘さ」の疑問を検証しました。

まずは右の質問に答えてみよう。あなたならどれを選びますか?(解答は本文最後に)

この設問を考えてくれた、食品添加物や甘味料と健康との関係に詳しい医師で、ハーバード大学研究員の大西睦子さんは、まずは1に注意、という。「清涼飲料水によく使われる『異性化糖』はブドウ糖と果糖の混合物。多く摂取すると肥満、高血圧、糖尿病の原因になるとして問題になっています」。

異性化糖の説明をする前に、最近注目されている糖質を減らすダイエットのメカニズムをおさらいしよう。「ブドウ糖が吸収される→血糖値が上がる→インスリンの分泌で代謝される→代謝されなかった余りのブドウ糖が脂肪になって蓄積される」というサイクルを避けるのが狙い。そのため、消化によりブドウ糖になるでんぷんや砂糖の摂取を控えるのだ。

では果糖はどうだろう? 実は果糖は血糖値をほとんど上昇させず、インスリンの分泌も増えない。それならば摂取してもいいのでは、と考えたくなるが、「果糖は腸から肝臓へ運ばれて中性脂肪などに変わるので、むしろ太りやすいです」(大西さん)。

清涼飲料水に話を戻すと、使われている「異性化糖」はブドウ糖と果糖の混合物。「果糖ブドウ糖液糖」(果糖含有率50~90%)などと記載されている。「500mlの清涼飲料水中に異性化糖が12%入っていると異性化糖を60gも摂取することになり、大量の果糖で、中性脂肪の増加や肥満を招きます」。

それ以外の2~5の飲み物にも、砂糖などが入っており、ブドウ糖と果糖を摂取することになるが、「ビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれプラス面も。風味を楽しみながら、適量の摂取を薦めます」(大西さん)。

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