料金か、音質か 自分好みの格安通話サービス選びスマホ電話料金半減大作戦(下)

日経パソコン

 「LINE電話」「楽天でんわ」、さらに「格安音声SIM」など、通話サービスの選択肢が広がってきた。便利で手放せないが、割高に感じるスマートフォン(スマホ)の料金を削減する大きなチャンスだ。やり方次第では、月々の料金を半減させることも十分可能。連載「スマホ電話料金半減大作戦」の後編では、格安通話サービスを徹底比較する。

携帯電話の契約はそのままで、通話料金を安くできるのが、格安通話サービスである。代表的なサービスを図1にまとめた。

図1 主な格安通話サービスをまとめた。料金以外に、仕組みや使い勝手に違いがある。LINE以外は、一般の携帯電話や固定電話との通話が可能だ。自分に合ったものを選びたい

利用するに当たっては、各サービスにおける仕組みの違いを知っておく必要がある(図2)。格安通話サービスには、主に4つのタイプがある。

図2 格安通話サービスは、低料金を実現する仕組みが異なる。使い勝手や音声の品質などに影響があるので、知っておきたい

「LINE」は通話機能を搭載したSNS(ソーシャル・ネットーキング・サービス)アプリだ。データ通信を利用して音声通話をする。同じアプリをインストールしたスマホ同士なら無料で通話できる。ただし、一般の電話番号にはかけられない。

楽天の子会社であるフュージョン・コミュニケーションズが提供する「楽天でんわ」は、固定電話でいうマイラインの仕組みを使ったサービスだ。通話料金が30秒で10円と通常の半額になる。契約している電話会社ではなく、楽天でんわを提供しているフュージョンの電話回線で通話する。音声遅延や音質低下があまりないのが特徴だ。

「LINE電話」、フュージョン・コミュニケーションズの「IP-Phone SMART」、NTTコミュニケーションズの「050 plus」は、IP(インターネット・プロトコル)電話のサービスである。通話に使う回線の一部にデータ通信回線を利用することで通話料金を下げる。データ通信を使うため、回線の品質によっては、音声遅延や音質低下が発生する恐れがある。

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