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操作に戸惑う? ウィンドウズ8を快適に使うワザ

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 マイクロソフトが10月26日に発売した「Windows(ウィンドウズ)8」は、スマートフォンやタブレット端末の普及の影響を受けて、「2つの顔」を持つパソコン向けOSとなった。これまでのWindows 7やWindows XPなどでおなじみのマウス操作に向くデスクトップ画面と、タッチ操作に向く新画面の2つの画面を切り替えて使えるのだ。もっともそれゆえに、使い方に戸惑う人もいるだろう。パソコンに詳しいビジネス書作家の戸田覚氏が、Windows 8を快適に使うワザを7つ披露する。

Windows 8を初めて使ったときには、操作に慣れずに面食らう人も少なくないだろう。Windows 7からの進化があまりにも大きかったので、僕自身も"何をどうすればよいか分からない"ことの連続だった。

プレビュー版から使い始めて数カ月間利用してきたが、さまざまにカスタマイズすることで、ずいぶんと使いやすくなった。ここでは、Windows 7以前のOSを利用してきたユーザーが快適に使えるように設定する方法を紹介しよう。

カスタマイズして使うのがオススメ

最大のポイントは、タイル型のアイコンが並ぶスタート画面と、従来型のデスクトップ画面の切り替えだ。両者は、使い勝手が異なるだけでなく、対応するアプリまで異なる。端的に言ってしまえば、2つのOSを切り替えて使うような感覚だ。

Windows 7までを利用してきたユーザーは、デスクトップ画面で作業をする場面が多くなるだろう。デスクトップ画面にショートカットアイコンを置いたり、タスクバーをカスタマイズしたりするとずいぶん使い勝手が向上する。

デスクトップ画面を使っていると、必然的に従来のスタートメニューが恋しくなるはず。だが、心配は無用。オンラインソフトをインストールすれば、スタートメニューがまた使えるようになるのだ。もちろん、従来同様の操作でパソコンの終了もできるようになるからありがたい。

Windows 8向けに開発されたWindowsストアアプリ(ストアアプリ)の中にも、残念ながら現時点では完成度が高いとは言えないものもある。そんなときには、使い勝手の良い別のアプリをインストールしてしまえばよい。ここでは、イマイチ機能が物足りない「地図」アプリを例に紹介していこう。

【快適ワザ1】デスクトップ画面にアイコンを並べる

デスクトップ画面は、新たなタイル型のアイコンが並ぶスタート画面と比較すると古めかしいインタフェースだが、慣れ親しんでいるだけに迷わないのがいい。

また、複数のウインドウを切り替えて利用する際には、デスクトップ画面が使いやすい。そもそもパソコンは、複数のアプリを同時に並行して利用できるのが特徴の一つだ。いきなりアプリを切り替えるスマートフォン的な使い方が向いていないと感じる人もいるだろう。

ということで、Windows 8を使いこなす"最初の一歩"は、デスクトップ画面にショートカットアイコンを並べることから始めよう。デスクトップ画面を開き、何もないところで、右クリックして「個人設定」から「デスクトップアイコンの変更」で設定すればよい。手順はWindows 7までと同様だ。

【快適ワザ2】タスクバーにデスクトップを登録する

続いて紹介するのは、タスクバーにデスクトップのメニューを登録する機能だ。Windows 7でも利用できたが、あまり使うことはなかった。ところが、Windows 8では、この機能をちょっとしたスタートメニュー的に利用するとなかなか便利だ。

設定は簡単で、タスクバーの上で右クリックして「ツールバー」で「デスクトップ」を設定すればよい。タスクバーに「デスクトップ」という項目が表示されるので、矢印をクリックするとスタートメニューのように使えるのだ。

コントロールパネルやユーザーのファイルを素早く開けるほか、コンピューターのファイルへのアクセスも簡単になる。さらに、デスクトップ画面に置いたショートカットアイコンもここから開けるのだ。

【快適ワザ3】よく使うフォルダーを素早く開く

Windows 8は、ファイルの扱いもスマートフォンのようになっている。各アプリからは簡単にファイルを開けるのだが、逆に、これまでのパソコンのようにはファイルを扱いづらく戸惑ってしまうだろう。

なにしろ、スタート画面のタイルには、ファイルを開くプログラムが用意されていないのだ。すべてのアプリを表示すれば「エクスプローラー」や「コンピューター」を開くタイルが利用できるが、アイコンが多過ぎて探すのが大変だ。

そんなときには、すべてのアプリを表示し、エクスプローラーやコンピューターを「スタート画面にピン留め」すればよい。さらに、よく使うフォルダーが決まっているなら、直接スタート画面にピン留めしてしまおう。エクスプローラーで利用するフォルダーを右クリックして、「スタートにピン留め」を実行すれば、素早く開けるようになる。

【快適ワザ4】検索を活用しよう

検索も慣れないと使い方に戸惑うはずだ。Windows 7までは、基本的に探したい場所で検索をしていた。例えば、Internet ExplorerからはWebを検索し、コンピューターではファイルを検索するのが普通だった。

ところが、Windows 8では検索機能が独立しており、「検索」チャーム[注1]の1カ所から、さまざまな検索が可能だ。アプリやファイルはもちろん、Web検索までここから行うことになる。

なんと、Windowsストアにはアプリを検索する機能が搭載されていないので、戸惑ってしまう人も少なくないはずだ。そんなときにも、「検索」チャームの画面にキーワードを入力して、検索対象に「ストア」を選べばよい。

また、1つのキーワードでファイルや「OneNote(ワンノート。マイクロソフトのメモアプリ)」、「Evernote(エバーノート。クラウド型のノートアプリ)」の内容などを次々に検索できるのは便利だ。

【快適ワザ5】どうしてもスタートメニューを使いたい人に

どうしてWindows 8でスタートメニューを廃止したのかは分からないが、タイルの並んだスタート画面で十分という判断だろう。スタート画面ですべてのアプリを表示すれば、スタートメニューと同様の作業ができるのだ。

ところが、実際に利用してみると旧スタートメニューのようにフォルダーを利用して階層分けできないのが不便。一覧できるアプリが多過ぎて選択が大変なのだ。

また、アプリが増えてくると、スクロールで探すのも面倒に感じる。デスクトップ画面からデスクトップアプリを起動するならタイルを開くより、以前のスタートメニューの方が確実に素早い。利便性の良いスタートメニューを使い続けたいなら、ネット上で提供されているスタートメニューアプリを利用するとよいだろう。

[注1]タイル型アイコンが並ぶ新スタート画面やストアアプリ画面において、右端をクリックしたりタップしたりすると、画面右端からせり出してくるメニュー一覧。

Windows 8の発売前から、複数のスタートメニューアプリが登場している。ここでは、「秀丸スタートメニュー Professional」(サイトー企画)を紹介する。本記事執筆時点ではテスト中のベータバージョンだが、特に問題なく利用できている。シェアウエアなので、正式版の公開と共に有料化されるはずだ。シンプルで無料の「秀丸スタートメニュー」もラインアップされている。

利用は簡単で、インストールするだけでよい。しかも、使い慣れたスタートメニューとほぼ同じなので、特に迷うことはないはずだ。また、秀丸スタートメニュー Professionalは国産なので、説明も日本語で分かりやすい。

【快適ワザ6】タッチできるパソコンを活用しよう

ここまでは、Windows 8をWindows 7までのように使うための設定を中心に紹介してきた。慣れ親しんだ環境から離れるのは気が重いものだが、タッチできる液晶を搭載したパソコンで、先進の操作性で利用してこそ新OSの価値がある。

この記事を書いている時点ではまだWindows 8搭載パソコンが発売されていないので、いわゆるタブレットPCと呼ばれる「ThinkPad X220」を利用している。マルチタッチ対応モデルなので、画面に直接触れて操作できる。マウスでは操作しづらいと感じたWindows 8の弱点が、すべて解消するのには驚かされた。「OneNote MX」など、Windows 8に最適化された先進のアプリもタッチで使ってこそ便利だ。

【快適ワザ7】地図アプリはインストールを推奨

タッチ操作では、確かに使いやすいアプリばかりなのだが、中には機能が少な過ぎて物足りないものも。特に残念なのが標準の「地図」アプリで、機能は拡大/縮小と現在位置の表示程度のみ。

住所からの位置検索すらできないので、地図アプリとして使うには無理がある。地図をよく使う人は、無料の地図アプリをインストールしておくことをお勧めする。定番の「NAVITIMEトータルナビ」がお薦めで、こちらは問題なく住所からの検索ができる。また、ルート検索にも対応するので、出かける前に調べておいてもよいだろう。

Windows 8のリリースから時間がたてば、他の地図アプリも充実してくるはずなので、常に最新情報をチェックしておこう。

[ムック『これ1冊で完全理解 Windows8』(日経BP社)を基に再構成]

[参考]日経BPパソコンベストムック『これ1冊で完全理解 Windows8』(2012年10月26日発売、BPストアなどで電子書籍版も提供中)では、10月26日に発売されたマイクロソフトの新OS「Windows8」の全容を解説。斬新なタイル型画面やタッチパネル対応など、今までの常識を覆す新OSを使いこなす基本ノウハウや、新OS向きのパソコン、標準アプリやストアアプリなどを多数の写真とともに紹介している。

これ1冊で完全理解 Windows8 (日経BPパソコンベストムック)

執筆・監修:戸田覚&アバンギャルド
出版:日経BP社
価格:680円(税込み)

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