目指すは月5000円未満、スマホ料金ここは削れる

カギを握る本体購入法

3つめは、スマホ本体(端末)の購入に関わる料金。実はここがスマホの毎月の料金を大きく左右する重要ポイントとなっている。一見、「一括」で買うか「分割」で買うかくらいの違いしかなさそうだが、「月々サポート」(NTTドコモのサービス名称)という端末の割引制度があり、それによって安くもなれば高くもなる。

日経PC21誌が2013年春に実施したスマホの月額利用料(通信料含む)に関するアンケート調査では、月々のスマホの利用料が5000円未満と安い人が約15%と少なからずいた。「さっき『固定費が7000円程度』と書いたのに、月額5000円未満なんておかしいじゃないか」と思う人もいるだろう。そのトリックを解くカギが、この割引制度にある。

では、端末価格について詳しく見ていこう。販売店などの店頭には、図3のような価格に関するパネルが掲げられている(NTTドコモの例)。

図3  スマホ本体の価格は、「現金販売価格」欄に書かれた7万8120円という価格。機種にもよるが、スマホの端末代は高く、たいてい6万~8万円程度する。その右にある「分割支払金」は、24回分割払いにした際の月額費用。端末価格の24分の1だ。その右にある「月々サポート」とあるのが、携帯電話会社による端末代の割引。MNPと新規/機種変更で大幅に価格が異なる。端末代から割引額を引いたものが、表の右端にある「実質負担額」だ

スマホ本体の価格は、「現金販売価格」の欄を見ればよい。スマホは高価で、たいてい6万~8万円ほどする。一括で買うなら、契約時にこれをまとめて支払う。一括払いが厳しい人は、2年間の分割払い(割賦)を利用すればよい。毎月払う金額が、「分割支払金(24カ月)」欄に書かれている。これは一括払いの金額を単純に24で割った額で、金利などもかからない。

分割支払金の右の「月々サポート最大割引額」欄に書かれているのが、前述した端末価格の割引だ。端末価格の分割払いの負担を抑えるために用意した制度で、2年にわたってスマホの料金が割り引かれる。「▲7万8120円」(図3、MNPの場合)と書かれているのは2年間の総額で、その下にある「▲3255円/月」が毎月の割引額だ。

MNPは節約効果が大

月々サポートの額は、「他社からの乗り換え(MNP)」「新規契約」「機種変更」で異なり、MNPの場合の割引額が大きい。MNPとは、電話番号を維持して、他社から乗り換える方法のこと。各携帯電話会社は、自社に移ってくれる人に大盤振る舞いをしているのだ。

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