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20~30代でもありうる「孤独死」 夏はとくに注意を 「おひとり力」養成講座

2014/7/15

日経ウーマンオンライン

いまや、アラフォー年齢でも“3~4人に1人”が独身「おひとりさま」の時代(2010年総務省「国勢調査」)。おひとりさまとして、どう生きるべきか? 不安や悩みを持つ人もいるはずです。マーケティングライターの牛窪恵さんが、ひとりの場面でも安心して生きられる力、「おひとり力」の向上について、様々なテーマを紹介・分析します。今回のテーマは「孤独死」。20代、30代でも関係ない話ではありません。年間150件ほど発生しているからです。リアルな声を聞いてみました。

■夏の病いをこじらせない“もしもの備え”とは?

もうすぐ夏本番。旅行や花火大会など楽しいイベントが盛りだくさんの季節ですが、なかには「ムリしすぎて、倒れたらどうしよう」「病気をこじらせたらヤバい」と、ついナイーブになってしまう働く女性もいる様子。

先日も、都内で働くA子さん(30代前半)から、驚きのひと言を聞きました。

「私毎年、夏に体を壊す“クセ”があって。一番怖いのが『孤独死』なんです」

30代なのに、いまから「孤独死」の心配? 事情を聞くと、どうやら数カ月前、テレビ番組で「70代と同じように、20~30代も孤独死に気をつけるべき」という報道をみたそうなのです。

以来、A子さんは「もし自分が突然倒れて、そのまま孤独死したら」と不安になったと言います。

確かに、若い世代の孤独死も“ゼロ”ではありません。ただし、東京都区部における孤独死の発生件数は、

◆30代男女 = 計150件前後/年

◆20代男女 = 計100件弱/年

にすぎません。女性は、男性より少なめです(12年 東京都福祉保険局調べ)。

図1 出典:12年 東京都福祉保険局調べ

とはいえ、報道をみてA子さんが不安になった気持ちも分かります。

最近65歳以上では、地域の「見守りシステム」を普及させるなど、倒れた男女の発見強化や、孤独死を減らす取り組みが盛んです。

でも若い世代には、それがない。

シングル専門のファイナンシャルプランナー(FP)金子祐子さんも、ある雑誌上で「若いからと言って、油断は禁物」と指摘していました。金子さんのインタビュー記事には、こうあります。

「仕事で会社に行っていれば、誰かが気づいてくれますが、“失業中”に心臓発作で倒れて、発見されなかった例もあるんです」(雑誌『プレジデント』2012年1.16号)

A子さんは、毎日会社に通うOLと違う、フリーのウェブデザイナー。自宅にこもって一人、仕事をする日も多い。

もし突然倒れたら……。確かに、会社勤めと違い「同僚が気づいてくれるわけではない」と、不安になりますよね。

日経ウーマンオンラインが実施したアンケート調査でも、主に20~30代女性が「ひとりだと不安だと感じること」は、「自分や親、家族の『健康』と『(孤独)死』」でした。

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